心肺機能測定を終えた選手とボールを奪い合う城福監督(トップ画像)
城福新監督の下、サンフレッチェ広島の全体練習2日目が1月23日、行われた。
城福監督は前日、次のように話していた。
「選手も監督がどんなこと言うのかな?どういう風に進めるのかなということもあったと思うのでまずは伸び伸びやらせたい、というのがひとつありました。映像的、視覚的なもので最初からガツガチやるよりは、まずは個人の技術的なものを大事にして、あとは体を動かす。この3つに重点を置きながらきょうはやりました。ここ数日はそういうことになりかと思います」
「チームの中でどういうポジション、システムも含めてやるのか、どういうタスクでやっていくのかはもう少し先になると思います」
「(前年のゲームビデオを観たミーティングで話をしたのは)自分たちが何を積み上げていきたいのか、修正ポイントも示しましたし、こういうプレーをもっと多くしていきたいというのも示しました。大枠としてどういう共通意識を持って守備をやっていくんだ、というところは去年を例に言いました」
「ケガのないギリギリのところでやりたい。それには、今の選手のコンディション、数字をしっかり取ることが必要です。コンディショニングはすごく大事でしかもあと4週間ちょっと(で開幕)なんで失敗できない。ギリギリに追い込んでしかも戦術的に刷り込んでいくために、よくコミュニケーション取りながらやっていきたい。ギリギリ追い込むためにもコンディションの測定を(2日目に)します。グルーピングをすることはすごく大事です」
…ということで全体練習2日目は「コンディションの測定」日に当てられた。初日がハードだったのもこのためだ。
「コンディション」を把握することができれば、「タスク」(課される役割、仕事)を振り分ける上での判断材料にもなる。また、ポジションによって差はあるものの、「ムービングサッカー」に必要な運動量が時間の経過とともに維持できないような選手の場合は、”勝負どころで投入”というケースも出てくるかもしれない。
測定中の川村拓夢
…という訳で、27人の選手は4人1グループとなり”時差出勤”。1グループおよそ40分をかけて心肺機能を測定するための持久走などに挑んだ。
測定が終わったら次は軽めのボール回しで積極的休息、という流れ。そこに自ら”参戦”した城福監督…。”オレが一番元気”と言わんばかりの動きで、選手たちを驚かせていた!?
おいおい!オレも入れなさい…(※コメントはひろスポ!による、以下同)
えー、マジっすか?手加減しませんよ、新人だけど…(川井歩)
んじゃ、行きますよ!
おっと、と、と…(城福)
きた、きたぁ!(満面笑み…) 苦笑…?(川村拓夢)