この戦いに足踏みは許されない、それはみんな分かっている…(トップ画像)
B2第17節GAME2 香川ファイブアローズ戦(1月28日、高松市総合体育館)
広島ドラゴンフライズ68-86香川ファイブアローズ
1Q:10-15
2Q:15-15
3Q:18-27
4Q:25-29
入場者数:984人
シーズン成績:16勝16敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也
香川:#0大澤 歩、#2レジナルド・ウォーレン、#41高田秀一、#88木村啓太郎、#99筑波拓朗
”まさか”の後半戦開幕4連敗で貯金がなくなった。
東、中、西3地区1位クラブとそれ以外の15クラブで最高勝率を挙げたクラブに与えられるワイルドカード。B1への道に繋がるB2プレーオフはその4クラブによって争われるが各地区の成績を見ていくと…
東地区2位は福島ファイヤーボンズで貯金4の勝率・563
中地区2位は群馬クレインサンダーズで貯金6の勝率・594
西地区2位は前節、広島ドラゴンフライズが連敗を喫した熊本ヴォルターズで貯金14の勝率・719。ワイルドカード争いは熊本ヴォルターズの”ひとり旅”となっている。
残念ながら勝率5割ではもうまともやったので太刀打ちできない。広島ドラゴンフライズと熊本ヴォルターズのワイルドカードへのゲーム差は7。もうこの先は1敗が何倍にも重くのしかかる。ひたすら勝ち続けるしか残された手段はない。
もちろんみんな、手をこまねいている訳ではない。朝山正悟兼任ヘッドコーチ、山田大治兼任アシスタントコーチも打開策を探り、この日はスターターに山田大治。クリント・チャップマンもケビン・コッツァーに替わって入った。ゲームは序盤その山田大治の得点でリードを奪うも、相手の3Pやファストブレイクで、あっという間に逆転された。広島ドラゴンフライズは3Pがことごとく決まらずリズムに乗れない。
第2クォーター、昨日と同様に外国籍選手を軸にした加川オフェンスに次第に主導権を握られていった。モンテ・ブランドンの3Pを含む、13連続ポイントで一気に点差は14点の14-28に。「ディフェンスでリズムを作る」はずが、思うようにいかない。25-30で後半へ。この時点ではまだディフェンスを修正できる余力は残されていた。
だが、第3クォーターで香川ファイブアローズの攻撃に耐えきれず27失点、第4クォーターも29失点。連日、相手の勢いに押し切られた。
前日は…
広島ドラゴンフライズ67-77香川ファイブアローズ
1Q:20-16
2Q:12-20
3Q:15-19
4Q:20-22
この日は…
広島ドラゴンフライズ68-86香川ファイブアローズ
1Q:10-15
2Q:15-15
3Q:18-27
4Q:25-29
前日の香川ファイブアローズのスタッツは…
◆得点
#2レジナルド・ウォーレン19点
#31アブドゥーラ・クウソー16点
#15モンテ・ブランドン14点
#0大澤 歩12点
◆リバウンド
#2レジナルド・ウォーレン9リバウンド
#15モンテ・ブランドン6リバウンド
#31アブドゥーラ・クウソー6リバウンド
#41高田秀一6リバウンド
◆アシスト
#0大澤 歩7アシスト
この日の香川ファイブアローズのスタッツは…
◆得点
#2レジナルド・ウォーレン17点
#15モンテ・ブランドン15点
#31アブドゥーラ・クウソー15点
#41高田秀一10点
◆リバウンド
#31アブドゥーラ・クウソー 10リバウンド
#2レジナルド・ウォーレン8リバウンド
#15モンテ・ブランドン8リバウンド
◆アシスト
#0大澤 歩6アシスト
結果的には同じことの繰り返し…
リードしたのは初日の第1クォーター終了の時だけ。初日は第2クォーターで点差をつけられ、この日は第3クォーターの27失点が痛すぎた。2日間で15得点以下が半分の4クォーター。相手を20得点以下に抑えているのも4クォーター。”いい時”があるにもかかわらず勝利に繋がらない。まずは1勝。次節、2月3日、4日は呉市総合体育館(オークアリーナ)で、西地区首位を行くライジングゼファー福岡(22勝5敗、勝率・844)を迎え撃つ。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#2朝山正悟16点
#24田中成也14点
#5山田大治12点
#36仲摩匠平11点
◆リバウンド
#3テレンス・ドリスドム9リバウンド
#5山田大治7リバウンド
#42ケビン・コッツァー6リバウンド
#24田中成也5リバウンド
◆アシスト
#24田中成也5アシスト