試合前、互いに健闘を誓い合ったが、そのエンディングは衝撃的なものになった(トップ画像)
5月6日 ●3-4xヤクルト、神宮球場
通算20勝12敗0分け(2位阪神に3差)
18時開始・3時58分、3万0561人
相手先発 石川5回5安打2失点(自責2)
本塁打 、バティスタ6号2ラン
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番レフトバティスタ
四番ライトエルドレッド
五番サード安部
六番センター下水流
七番ライト高橋大
八番キャッチャー會澤
九番ピッチャー九里7回4安打1失点(自責1)
ジャクソン
中崎
今村
一岡●(13試合1勝3敗1S)
前日の試合で左手首を捻った鈴木はベンチスタート。四回、菊池二塁打のあとバティスタが2試合連発となる6号2ラン。その裏、九里がバレンティンに10号ソロを被弾、2対1のまま九回へ。
抑えの中崎は二死から代打・大引に今季初ヒットとなる同点ソロを打たれ試合は延長へ。制球力で勝負するはずの守護神は、真っ直ぐが真ん中高目に入った。
延長十回、ここでも菊池、バティスタの連打で勝ち越したが、その裏の今村は坂口、バティスタにストレートの四球を与えて交代。その球筋はバラバラ。4月3日の神宮で川端に頭部死球を与えたことへの意識が強すぎたか…
今村を救援した一岡も延長戦と言えばこの連休の最中の4月30日、マツダスタジアムで阪神・ロサリオに決勝2ランを浴びている。
…で結果は延長十回、二死から”その川端”に同点適時打され、延長十一回も二死から途中出場の古賀を歩かせたあと、坂口にはフルカウントから右越えサヨナラ打を許した。
一岡は古賀をボールカウント1-2と追い込みながら、3連続ボールとなたった場面が悔やまれる。球数30を超えガス欠気味になっていた。いや、前日の試合で青木死球のアクシデントのあと「ひどい死球が多すぎる」(小川監督)とした、ヤクルトベンチの執念が優ったということか…