城福浩監督(画像中央奥)とエミル サロモンソン(画像左)
サンフレッチェ広島は2月22日、明治安田生命J1リーグ開幕戦に備えて前日練習を冒頭の15分間だけ報道陣に公開、その後はおよそ1時間の非公開練習を行い本番に向けての準備を終えた。
2月19日午後7時キックオフのACLプレーオフ、チェンライ・ユナイテッド戦では120分間を戦った末のPK戦勝利でシーズン白星スタートに成功!
そこから開幕戦までのインターバル3日と半日。23日午後2時同じくエディオンスタジアム広島に清水エスパルスを迎えての一戦で、いきなりサンフレッチェ広島前指揮官のヤン ヨンソン監督をホームに迎えることになる。
昨季、ヤン ヨンソン監督の下で8位につけた清水エスパルスは総得点56、総失点48で総得点はリーグを連覇した川崎フロンターレの57得点に告ぐ第2位だった。(2位のサンフレッチェ広島は47得点、35失点)
城福浩監督は清水エスパルスの攻撃力を警戒、またチェンライ・ユナイテッド戦でのデビュー戦で際立つパフォーマンスを見せた新加入のエミル サロモンソンは、地元開幕戦を特別な思いで迎えることとなった。
城福浩監督の話
(ACLのあとの)限られた時間でリカバーしながら(ACLで)得た課題を克服し意識できるよう、練習の強度を調整しました。試合に近い状況で確認できるのはきょうしかなかったので、そこはギリギリの短い時間でやりました。
中盤のボールの動かし方も確認し、それとゴール前。少し外に人数をかけすぎていたので、もう少し相手の怖いところに人数をかけるように。あとは奪い返した時こそビッグチャンスで、去年はそれで積み上げてきたのでJ開幕戦ではしっかりそれをやらないと得点できないな、と…
(守備に関しては)去年、清水は得点が第2位で、セットプレーの割合が高いんですよね。精度が高く、トリックもやる。心の準備が大事。セットプレーがカギになる。
(非公開練習の)セットプレーに関しては、この前(のACLで)あれだけコーナーキックがあって点が取れなかったので、よりレベルアップした状態であすを迎えられるように準備しました。
ACLは雨模様で平日のナイターでした。来づらい中でも非常に大きな声援をもらえました。PKも含めて大きな勇気をもらい、だからこそ勝てたと思っています。最後に足が一歩でるかどうか、ぎりぎりのところ。そういう思いをまといながら、サポーターと一緒に戦いたい。
(開幕戦は)去年もそうですが、まず結果を得たことで自信が持てた。去年悔しい思いでシーズンを終えて、何が足りないか思い知らされた中でやるべきことを準備してきました。それをしっかり見せられる90分にしたい。
エミル サロモンソンの話
日本でスウェーデン人と対戦できるのはすごく楽しみ。日本にいるたくさんのスウェーデン人にも注目してもらえるだろうしね。相手の左サイドが脅威に感じるようなプレーを心掛け、そしてしっかり守備もしたい。チームの勝利のために、ね。
(ヤン ヨンソン監督とは)対戦前だからまだ連絡はとってないけど、開幕戦が終われば連絡するかもしれないね。エスパルスは非常に組織的ないいチームだし、昨季総得点がリーグ2位だから…
ここまで自分のキャリアでは国内で500試合以上やってきた。代表ではもちろん国際試合を経験した。そんな中で、いよいよ日本でのリーグ戦開幕戦、自分にとってすごく大きな一歩になるので、メモリアルな日にしたいと思っているよ。
ACLに続いてゴールを守るのは大迫敬介になりそう
林卓人は別メニュー
青山敏弘もじっくりウォーキング、2月22日はバースデーだが、ハッピー…までにはまだ時間がかかりそう…