画像はジョンソン
4月28日 ●2-4ヤクルト、神宮球場
通算12勝13敗(4位、3位中日まで0・5差、首位巨人まで4・5差)
18時開始・3時間7分、3万643人
相手先発 高梨○6回5安打無失点
本塁打 バティスタ2号②
一番ショート田中
二番セカンド菊池涼
三番レフト長野
四番ライト鈴木
五番ファースト西川
六番サード安部
七番センター野間
八番キャッチャー石原
九番ピッチャージョンソン●(5試合1勝3敗)4回85球6安打3失点(自責3)
菊池保
レグナルト
中村恭
四番・鈴木が一週間ぶり(5試合ぶり)にスタメン復帰。二回に先頭打者でいきなりレフトフェンス直撃の二塁打を放った。さらに次打者・西川の3球目で二盗に成功。
しかし西川は粘りながらも7球目で三ゴロ。安部も7球目を打ち上げて遊飛。鈴木は三塁釘づけにされ、最後は野間のバットが真っ二つになりニゴロ…
広島自慢の左3人を並べた打線で先制できなかったことがこの試合のポイントとなり、その裏、荒木にソロを許したジョンソンは三回にも青木、バレンティンにスタンドまで持って行かれた。
荒木にはチェンジアップ、青木にはカットボール、バレンティンには外スラをいずれもまともにとらえられたジョンソンは重症…
これで開幕から5試合の数字は…
4月2日中日戦(ナゴド)5回80球5安打3失点、勝ち負けつかず
4月9日ヤクルト戦(マツダ)3回66球9安打6失点、負け投手
4月16日巨人戦(鹿児島)3回65球5安打4失点、負け投手
4月21日DeNA戦(マツダ)5回96球4安打1失点、勝ち投手
4月28日ヤクルト戦(神宮)4回85球6安打3失点、負け投手
ヤクルトには2度、打ち込まれ、”回復”の兆しは見えてこない。
実はジョンソンは開幕前から”怪しげ”だった。
オープン戦最終登板を予定していた2月23日のソフトバンク戦(ヤフオク)を回避。この日は球場に姿さえ見せなかった。けっきょくオープン戦3試合に先発して防御率4・50。公式戦の数字はさらに悪く防御率7・20…
開幕ローテメンバーで言えば岡田は2試合に先発しただけであえなく二軍降格。しかしウエスタン・リーグではまだ投げていない。
同じく開幕ローテ入りした九里は3試合で3敗。今回の神宮3連戦では第3戦でおよそ2週間ぶりの先発マウンドに上がる。
二軍に目を移すとローレンス、アドゥワ、遠藤、中村祐らが先発起用されている。アドゥワはすでに一軍に昇格、23日の中日戦(ナゴド)で7回2失点と結果を残した。
しかし新外国人右腕のローレンスは良かったり悪かったりで一軍マウンドを任せるには微妙な状況。中村祐はこの日、オリックス戦(舞洲)に登板して6回7安打1失点。遠藤は高卒2年目で一軍実績はゼロ。
首位・巨人追撃を急ぎたい広島としては今回の12連戦をどう乗り切るか、が大きなテーマ。先発陣の”奮投”で一気に借金を返済したもののこれでチームの連勝は「8」でストップ。そのリスタートが注目される。(ひろスポ!・田辺一球)