「被爆体験記朗読会」の活動に”参加”して、英語で被爆体験の詩を朗読した
広島市安佐南区の広島広域公園第一球技場などで始まったHiFA 平和祈念 2019の4大会のうちの2大会、Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカーとBalcom BMW CUP 女子サッカーフェスタ(公益財団法人 広島県サッカー協会など主催)に参加している選手や関係者らおよそ200人が8月9日、平和学習のため広島市中区の広島平和公園を訪れた。
参加したのは次の8チーム。
広島県選抜U-18、サンフレッチェ広島F.Cユース、U18ライト トゥ ドリーム(ガーナ)、シドニーFC(オーストラリア)、U-16日本女子代表、U-16広島県選抜(女子)、U-16長崎県選抜(女子)、ゴールドコーストユナイテッドFCU-16(オーストラリア)
一行は原爆慰霊碑に献花して祈りを奉げたあと、原爆資料館を見学。長崎に原爆が投下された午前11時02分には同資料館地下のスペースに集まって全員で手を繋いで黙とうを奉げた。
続いて「被爆体験記朗読会」の活動を続けるボランティアのみなさんによる、英語版被爆体験朗読に耳を傾け、最後にそれぞれのチームの代表者が実際に英語での詩の朗読を体験した。
サンフレッチェ広島F.Cユースを代表して朗読した影山 兼三選手(高校3年)はステージでその感想を聞かれ「親の気持ちを考えるととても辛いことだと思います」と答えた。
またU-16長崎県選抜(女子)の高橋萌花選手(高校1年)は原爆ドームを見学したあと、次のように話した。
「長崎では広島のこともたくさん学びますが、実際に来てみると知らないことがまだたくさんあり、いろいろと学ぶことができました、長崎に戻ったら友達や先生に話したいと思います」
高橋萌花選手
写真で見る平和学習
U-16日本女子代表の出身地は関東、関西、東北、北海道など全国に散らばる、9月半ばから開催されるAFC U-16女子選手権タイ2019(上位2チームがFIFA U-17女子ワールドカップインド2020に出場)に臨む前に広島を訪れた
全員で原爆慰霊碑に花を手向けた
献花するU-16広島県選抜(女子)
記念撮影
原爆資料館へ移動
見学前に話を聞くU-16日本女子代表メンバー
被爆の実相に触れる
破壊のスケールの大きさを見つめる
それぞれが興味のある展示を自由に見て回った
熱心に見学するシドニーFC(オーストラリア)
自分の名前入り記念コインなどお土産も購入
仲良くなって午前11時2分、長崎原爆投下時間に合わせて黙とう
続いて続いて「被爆体験記朗読会」へ
ボランティアのみなさんの説明や朗読は日本語と英語で行われた
各チームひとりずつ、英語で詩を読んだ
ボランティアのみなさんに拍手
みんなで原爆ドームへ
U18ライト トゥ ドリーム(ガーナ)の選手や関係者も「帰国したらみんなに広島の話をしたい」とコメントした