画像左から田方慎哉アシスタントコーチ、堀田剛司ヘッドコーチ、新加入の森山修斗選手、谷口大智選手、山田安斗夢選手、古野拓巳選手
また、広島ドラゴンフライズの季節がやって来ます。広島にプロバスケのクラブが誕生して6度目のシーズンが始まります。
Bリーグでは、 2018-19シーズンの全36クラブが東北、関東、北信越、東海、関西、西日本の6地区に分かれて、”負けたら終わり”のトーナメント「アーリーカップ」を9月14日、15日、16日に開催します。B2は9月20日に、B1は10月3日に開幕します。その前哨戦です。
西日本会場は福岡県飯塚市の飯塚第一体育館。参戦するのは広島ドラゴンフライズと島根スサノオマジック、愛媛オレンジバイキングス 、香川ファイブアローズ、ライジングゼファー福岡、 熊本ヴォルターズです。
広島ドラゴンフライズは14日に愛媛オレンジバイキングス と対戦。勝てば島根スサノオマジックとファイナル進出を懸けて激突します。
ところでこの6クラブの中で2019-20シーズンをB1で戦うのは、2018-19シーズンに再昇格を決めた島根スサノオマジックだけ。残る5クラブはB1昇格を目指します。
広島ドラゴンフライズにとって、B1昇格はクラブ誕生6年目にして必ず達成しなければいけないタスクです。
5月、堀田剛司ヘッドコーチ就任を新たなスタート地点として、チーム強化に取り組んできた広島ドラゴンフライズ。12人のメンバーのうち半数の6人はチームの未来を左右する新戦力です。
9月1日、三次市で広島ドラゴンフライズは島根スサノオマジックとプレシーズンゲームを行いました。
司令塔を任される古野拓巳(左)とチーム大黒柱の朝山正悟
坂田央(右)と岡本飛龍
広島ドラゴンフライズ一期生の田中成也(中央左)と北川弘
新戦力トーマス・ケネディはB1昇格へのキーマン
ロースコア勝負の大接戦の末、69-64のスコアで広島ドラゴンフライズ勝利。ケガ人がいたり、調整不足だったりと互いに万全ではない中でも新チーム初戦を勝利で飾った堀田剛司ヘッドコーチは「B1のチーム相手に勝てたことは自信になります。アーリーカップで優勝してその勢いで開幕戦を迎えたい」とコメントしました。
第4クォーター残り1分10秒、接戦になった…
島根スサノオマジックには2017シーズンまで一緒にB1を目指していた北川弘選手と坂田央選手がいます。
また広島ドラゴンフライズの新戦力、グレゴリー・エチュニケ選手は2018-19シーズンは島根スサノオマジックに所属していました。岡本飛龍選手と合わせてスサノオの血を引く”仲間”がまたひとり加わりました。
日本のプロバスケは今後、さらに大きな飛躍を遂げることが期待されています。
中国地方では広島と島根がその拠点を目指します。
プレシーズンゲームには広島と島根からたくさんのブースターが集まり、試合後、マンオブザマッチに選ばれたグレゴリー・エチェニケ選手には会場全体から拍手が送られ、グレゴリー・エチェニケ選手も両チームのブースターに感謝の言葉を述べました。
スポーツでもっと幸せな広島へ…
また中国山地を挟んで、広島と島根にB.LEAGUEの季節がやって来ます。
三次まで応援に駆け付けた島根スサノオマジックのブースター
マンオブザマッチのグレゴリー・エチェニケ
記念撮影
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hirospo.com/pickup/56288.html
「川風の街、七色の光」は広島スポーツの風景を切り取って、未来の、平和な時代の子供たちに向けて、その記憶を送り届けます。