11月3日、広島は穏やかな天気に恵まれ、このコーナーで紹介させていただい「日本法歯科医学界 第13回学術大会」も無事、終了しました。
会場の広島県歯科医師会館(広島市東区二葉の里3-2-4)には、警察、消防の特殊車両がやって来ました。ドローンのデモンストレーション飛行もありました。見学に大勢の方が来られました。ありがとうございました。
首都圏以外で初開催となった「日本法歯科医学界 第13回学術大会」では口演発表のあと、元関東管区警察局長の宮園司史氏を講師にお招きして特別講演も開催されました。
今回の第13回大会のテーマは「災害時における連携体制の在り方〜心をつなぐ連携とは〜」でしたので「災害対策を始めとする各種の危機管理について~警察の活動状況と関係機関の連携~」についてお話していただきました。
警察、自衛隊など関係機関の方々が、災害時にどのようにご活躍をされているのか、それを学会医の方々、そして一般の方がにも知っていただける機会になったのではないかと思います。
宮園氏の特別講演の中でも、2014年8月に広島市で発生した大規模土砂災害での現場での様子が紹介され、警察、消防、自衛隊の連携と役割分担の大切さ、災害現場に隣接した現場指揮本部の設置とその運用など、そのしくみ作りの大切さが強調されていました。
宮園氏の特別講演
以下、写真3点は宮園氏の講演内で紹介された、2014年8月の広島市安佐南区の大規模土砂災害時に撮影されたものです。
「法歯学」は一般的にはあまり馴染みのないお話かもしれませんが、災害のスケールがどんどん大きなものになっている我が国の現状を考えると、今後みなさんがこの言葉を耳にする機会も増えるかもしれません。
広島は残念ながら地形や地質の関係で豪雨災害が発生しやすいとされています。広島っ子たちが元気に育っていってくれることを改めて強く願う機会にもなった今回の大会を貴重な経験として、今後も様々な取り組みが続けられていくことになります。
このコーナーは本山智得が担当しました。
「ご予約は不要」の広島市中区上八丁堀・本山歯科医院
院長 本山智得
一般社団法人広島県歯科医師会 理事
一般社団法人広島市歯科医師会 専務理事
本山歯科医院
www.motoyama-dental.com/
当医院スタッフらとマツダスタジアムで…