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2020年06月02日
編集部

バティスタに代わるピレラ…に代わる?メヒアが甲子園バックスクリーン左へ打ち込み3戦連発、朝山打撃コーチの教え

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メヒア
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広島は甲子園に乗り込み6月2日、阪神と練習試合を行った。先発のクリス・ジョンソンは3回を投げ1安打無失点。先発ローテは”どうかいの?”という状況下にあるだけに、首脳陣もまずはひと息つけた。

しかしそのあとの継投では塹江敦哉が力のこもった投球内容を見せたものの、 同じく1イニングを任された藤井皓哉、高橋樹也、DJ・ジョンソンは揃って乱調…

そんな中、打つ方では七番ファーストでスタメン出場したアレハンドロ・メヒア。阪神ドラフト6位右腕の小川一平(東海大九州出)の真っ直ぐをバックスクリーン左カメラ席に叩き込んだ。

メヒアは、5月29日、30日に本拠地マツダスタジアムであった紅白戦でもローテ候補の九里亜蓮から左翼越えに弾丸ライナーの一発を放つと、DJ・ジョンソンの151キロを右中間スタンドに持って行った。

このところ新聞報道や放送の中で「メヒアはグリップの位置を下げた」とか「バットを捕手側に倒した」とか言われているが、それは本質ではない。

なぜ、そう変えたか?

それは、新外国人選手のホセ・ピレラが”スタメン濃厚”と言われることを意識して、バットを振り回す傾向にあったから。

オープン戦の成績はピレラが25の10の打率4割。対するメヒアはオープン戦出番なし…

3月29日の開幕がなくなり、4月に入ると広島はマツダスタジアムでの”分散練習”に入ったが、打撃ゲージで大きなスイングを繰り返すメヒアの打球は力んでいる割に飛距離なし…

そこで4月半ばに朝山東洋打撃コーチが居残り練習の時にメヒアのトップの位置を修正するようにアドバイスした。

遠くに飛ばそうと思って打ちに行く時、グリップが頭の後ろの方に入り過ぎていた。

それを矯正するためにグリップの位置を下げた。

「うーん物足りないなあ…」

口には出さずともメヒアの顔にはそう書いてあったが、しかし慣れてくると小さく振った方が打球が飛ぶ。しかも捉える確率が上がるし打球の方向も90度!

メヒアはサビエル・バティスタとともにひろスポ!ではゲッター1、ゲッター2(神々という意味)と称されていた。

しかしゲッター1はドーピング問題で広島に戻ってくることはなくなった。

30発90打点が十分に期待できるバティスタの穴を埋めるべく呼ばれたのがピレラだが、ゲッターコンビにも意地がある。

この日、同じく三番サードでスタメン出場したピレラは3の0…開幕スタメンに名を連ねるとしたらどちらになるか?

ひろスポ!はメヒアに1票投じておく。

(ひろスポ!・田辺一球)

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