画像は一部ファン限定開放日にマツダスタジアムでドリンクなどを販売する売り子さん
広島は6月9日からマツダスタジアムで阪神との練習試合3連戦を行う。
天気はあいにく、雨模様に向かう。
ところでマツダスタジアムは、新型コロナウイルス感染拡大以降、全国のプロ野球ホームスタジアムの中で唯一、ファンをスタンドに入れた。
その時のひろスポ!の記事がコレ。
マツダスタジアム人数限定カープファンに12球団の先頭切りなぜ開放?仕切りは中国新聞企画サービス(2020年5月19日掲載)
hirospo.com/pickup/65608.html
さらにファンをスタンドに入れた初日の記事がコレ。
ものすごいソーシャルロングディスタンス!プロ野球12球団の先頭切ってマツダスタジアム広島在住カープファンに開放!関東、関西、福岡、北海道はいつ?(2020年5月21日掲載)
hirospo.com/pickup/65635.html
上記2つの記事の中では、「他の11球団が本拠地を置く都道府県では、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けそれぞれその対応ぶりには開きがある。マツダスタジアムの動きに追随するのは、どの球団だろうか?」などとして、今後についての動きを曖昧にしておいた。
その結果…、広島に追随するところはなし。要するに広島だけが突出した形になった。
少人数ではあるがファンがマツダスタジアムで練習や試合を見学できたのは5月21、22、23、25、26、27、29、30日。
地元の中国新聞記事にもその様子が紹介されている。
www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=645056&comment_sub_id=0&category_id=112
ファン開放日にはコンコースの飲食ブースも営業されカープうどんや唐揚げなどが販売された。売り子さんも出た。果たしてこの様子を知った他球団はどう感じたのか?
広島は感染者も極端に多いわけではないし、周りがとやかく言わずとも良い。あるいは、そこまでやるのはどうなのか?
一部のメディアは相反する立場からの記事を紹介していたが、少なくともマイナス面もあったことが予想される。
なぜか?
答えは簡単。
広島では幸いにして新たな感染者が確認されない状況が続いている。にもかかわらず9日からの3連戦は「無観客」に逆戻り、となるのである。
ひろスタ特命取材班