画像は入場制限を想定したエディオンスタジアム広島のバックスタンド風景
サンフレッチェ広島は6月21日、現在リモートマッチ(無観客)で行われることが決まっているJリーグ公式戦(J1は7月4日再開)について、この先、入場制限がかかったホームゲーム開催が予想されるため、チケット販売方法について発表した。
リモートマッチから入場制限のかかった公式戦開催に移行するには、新型コロナウイルス感染状況、政府方針、自治体判断等を考慮する必要があり、その運営方式などは各試合の試合日の2週間前頃を目安に決まる流れが想定されている。
その時々の状況により、これまでの通常の試合とは「試合運営方法」や「チケット販売」など大幅に異なるためサポーターは注意が必要になる。
最終的なチケット販売方法については、クラブ側がHPなどで各試合の「チケット販売のお知らせ」で告知する。アウェーのチケットの販売方針は各アウェークラブのHPで確認する。
Jリーグは6月12日、「新型コロナウィルス感染症対応ガイドライン」の最新版を公表した。その中で7月10日から段階的に観客を受け入れての開催へ移行する計画が示された。
第1段階が7月10日からの「超厳戒態勢」。入場者は5000人まで。
8月1日から「厳戒態勢」に切り替わり観客の上限をスタジアム収容人数の50%までに拡大し、ビジター客の受け入れを予定している。
ただし各クラブのホームスタジアムの収容人数には大きな差があるため、「厳戒態勢」での人数制限の上下については地域性も考慮される。
この流れに従ってサンフレッチェ広島では7月8日のJ1第3節大分トリニータ線をリモートマッチで行ったあと、7月10日から7月末までの「超厳戒態勢」期間に以下の2試合をエディオンスタジアム広島で開催する。
●対象試合
7月18日(土)セレッソ大阪戦(第5節)
7月26日(日)名古屋グランパス戦(第7節)
上記2試合は、「前後左右1m間隔を空け、全体で5000人以下とし、ビジター席は設けない」という方針に基づき、チケット販売エリアは、メインSS指定席、メインS指定席(ホーム西・東)バックスタンド自由シートのみ。密を避けるため、個席は全席指定席。バックスタンド自由シートは1ブロック30人程度の「バック指定席・バックAゾーン席・バックBゾーン席(エリア内自由席)」となる。サポーターズシート、ビジターシートは使用しない。
この場合、家族も座席の間隔は同様。未就学児は両親の膝上観戦可。
「厳戒態勢」となる8月1日からは、周囲との間隔を1席程度空けたうえで、座席の上限「スタジアム収容率の50%」という設定により調整する。サポーターズシート、ビジターシートは「超厳戒態勢」時のバックスタンド同様、「サポーターAゾーン席・サポーターBゾーン席・ビジターゾーン席(エリア内自由席)」となる。
チケットの販売(予定)は今後の新型コロナウイルスの影響を考慮し、試合日の1週間前程度からの開始される。その際には優先順位が決められている。
シーズンパス寄付者は試合日の7日前からで本人のみの分を1日前まで購入できる。25パーセント相当の割引適用。サンフレッチェクラブ会員は同6日前と5日前の2日間のみ20パーセント、その後は試合当日まで10パーセントの割引適用で4枚まで購入できる。一般販売は同4日前から購入できる。
感染者が出た場合を想定して、連絡先等の情報をクラブ側が管理するため、全席とも販売方法はJリーグオンラインチケットのみとなる。感染予防の観点から紙ベースでの発券は行わず、QRチケットのみの取り扱いとなる。
当日券もJリーグオンラインチケットのみの販売となる。試合会場での当日券販売は行わない。車イス席利用の場合もJリーグオンラインチケットから購入する。団体観戦の申込みは当面、受け付けない。
試合前日までは前売価格、試合開催当日は当日価格。
超厳戒態勢時の席種と価格
サンフレッチェ広島チケット購入は…
◆ンフレッチェ広島オンライン販売(Jリーグチケット)
www.jleague-ticket.jp/club/sh/
チケットガイド
www.jleague-ticket.jp/guide/first#ft01
問い合わせはサンフレッチェ広島・顧客戦略部、電話(082)259-3220
営業時間は午前9時から午後6時。土・日・祝は休み。
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