画像は大瀬良
8月15日 ●2-10 阪神 京セラドーム
通算19勝24敗4分け(首位巨人まで8差、5位ともに変わらず)
18時00分開始・3時間10分、4,975人
相手先発 西勇〇8回4安打2失点
本塁打 鈴木誠12号①
一番センター西川
二番サード羽月
三番レフト長野
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番キャッチャー曾澤
七番セカンド菊池涼
八番ショート田中広
九番ピッチャー大瀬良●(8試合4勝2敗)5回86球8安打5失点(自責4)
前夜、森下が作った最高の”流れ”を、広島は初回の守りで手放した。
二番糸井の右中間へ高く上がった打球を西川、鈴木誠が譲り合う形になり三塁打に。大瀬良も踏ん張れず続くサンズのピッチャー返しを左足に受けこれが適時打になった。さらにはボーアにも適時打された。完封負けでフラストレーションの溜まった阪神を目覚めさせたのは言うまでもない。
1点差に詰め寄り迎えた三回にも、高く上がったサンズの内野フライを曾澤、大瀬良、松山がお見合いする形になり、そこからまた失点した。
再び1点差として迎えた五回の大瀬良は大山に今季初死球を与えるなど白旗寸前となりここでも2失点。被安打8、失点5とも今季自身ワーストとなり86球で交代した。
打線も8回を投げた西勇の前に鈴木誠のソロと、三塁打の長野を置いての犠飛による2点止まり。しかも西勇から外野にかっ飛ばしたのはこの二人だけで八回、西川が一塁線を抜くヒットは放ったものの、大半は内野ゴロ、内野フライという淋しいものに。
西勇はこれで今季9試合でクオリティスタート成功8度め。そのうち3度が広島戦…
広島は昨季も7試合で4勝(1敗)と西勇に大苦戦。しかもレギュラーシーズン残り3試合となった甲子園で、八回まで投げた西勇に勝利をプレゼントして、阪神にAクラスを譲っている。(ひろスポ!・田辺一球)