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2020年08月19日
編集部

島内、塹江、フランスア…の広島ブルペン陣見ごたえあり、でも2点打線じゃ勝てないまた引き分けで巨人まで9差

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島内
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    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は島内

 

8月19日 △2-2 DeNA マツダスタジアム
通算19勝25敗6分け(首位巨人まで9差は最大タイ、5位中日に最大1・5差の最下位)
18時00分開始・3時間36分、4,987人
相手先発 濱口5回3分の1、6安打1失点
本塁打 堂林9号①、田中広4号①

一番センター西川
二番セカンド菊池涼
三番レフト長野
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番サード堂林
七番キャッチャー磯村
八番ショート田中広
九番ピッチャー野村6回108球9安打2失点(自責2)
島内H
塹江H
フランスアH
薮田

広島は12球団最多となる6度めの引き分け。1点差ゲームも1勝7敗。競り合いに勝てないからいつまでたっても借金生活が続く。

広島の今季引き分けゲームスコア
5-5
3-3
3-3
4-4
2-2
2-2

同1点差勝ちゲームスコア
2-1

同1点差負けゲームスコア
1-2
2-3
3-4
2-3
2-3
1-2
3-4

こうして並べてみると”惜しい”なんでもんじゃない。当り前だが1点差負けゲームはあと1点で引き分けに、同点はあと1点あれば勝ち、となる。

広島にとって50試合めとなるこの日は、先発野村の立ち上がりが極めて不安定でいきなり3連打されるなどして2点を先制された。

二回以降、果たしてどこまで持つのか?という状況ながら、そこから粘り強く投げて六回で交代した野村は、クオリティスタート成功の”怪投”だった。

その裏、堂林がライトポール際に9号ソロ(レフトポールならなお良かったのだが…)。するとDeNAベンチは即、二番手の国吉にスイッチした。

7月26日の横浜スタジアムで広島は八、九回に5点ずつを奪って逆転勝ち。その時も堂林は右翼席に叩き込んでいたからラミレス監督としてはもう動かざるを得なかったのだろう。

ところが田中広も国吉から4号ソロを放って同点に。

…とここまでは良かったのだが、このあとが続かないのが今の広島打線。九回の攻撃では代打曾澤がエスコバーの代わりバナを叩き左前打したのに続く西川は送りバント失敗。代走野間が二盗でバントミスをカバーしても13試合ぶり「二番」に戻った菊池涼は空振り三振…とチグハグだった。

そんな中で、広島ブルペン陣による無失点リレーは見ごたえがあった。

島内、塹江、フランスア、薮田はいずれも無四球でゼロを並べた。特に島内はプロ初ホールドを記録して10試合連続の無失点ピッチング。

引き分けや1点差負けが多いのは、まさに投打の歯車がかみ合わないから。一時期危機的状況にあった中継ぎ陣や抑えが安定し始める中、チーム打率.270を誇る打線は、やはり引き分けに終わった16日の阪神戦(京セラドーム)も含めてここ4試合で9点しか取れていない。(ひろスポ!・田辺一球)

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