画像は堀田剛司ヘッドコーチ
広島ドラゴンフライズは10月2日、いよいよB1の舞台にデビューする。相手は大阪エヴェッサ。tip off’は午後3時5分、会場はおおきにアリーナ舞洲。
大阪エヴェッサは2019-20シーズン、西地区2位の強豪。26勝15敗で同1位の琉球ゴールデンキングスまで1差という接戦を演じた。ホームでは14勝8敗だった。地元で圧倒的な強さ、という訳ではない。
開幕をアウェーで迎える広島ドラゴンフライズ。当然、その雰囲気に圧倒されるだろう。その中でいかに自分たちのバスケを普段着でやることができるか?
広島ドラゴンフライズではファンクラブに向けて、アップデートな情報を定期的に配信中。B2時代から苦楽を共にしてきたブースターとともに、この記念すべき第1戦を迎えようとしている。
そのファンクラブ情報の中から堀田剛司ヘッドコーチへのインタビューを転載する。
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―いよいよ開幕です。仕上がり状況は。
いい感じでチーム作りはできているのかなと思います。今日は大阪対策の練習をしていて、どう守るかを落とし込んでいるところです。いい状態で開幕に臨めると思いますよ。
―プレシーズンマッチ滋賀戦では、「もっといい形がお見せできた」というお話がありました。
主に守備のところで崩される場面があったのと、あとは基礎的なところですね。ハリーバックで相手の速攻を止める、リバウンドのところ…。滋賀はまだ外国籍選手がひとりでしたが、日本人選手が外から飛び込んでくる形でリバウンドをとられた。それに対策をするのは難しい部分もありますが、やはり意識のところは大事ですから。そうした課題を修正して、開幕に臨みます。
―大阪への対策は。
大阪は高さも、走力もある。なのでやはり速攻を止めて、相手をハーフコートの攻撃にもっていくのがまず大事です。リバウンドも高さがあるので、しっかり対抗すること。ディフェンスリバウンドをとって初めて守ったことになりますから。
―オールコートでプレッシャーをかける守備も今季の特徴のひとつですよね。
もちろん、40分間それを続けるわけにはいきませんから、バランスをとらないといけません。プレスをかける時間帯もあるし、引いて守る時間帯もある。変化をつけていきたいですね。
―先発のメンバーは決めていますか?
すでに決めていますよ。それを前提に今週は練習しています。
―オールコートの守備、攻撃を使うとなるとスタミナ面から、多くの選手を使うことになりますか?
昨季よりは層も厚くなったし、誰が出ても遜色はないですから、必然的に交代は増えることになると思います。先発だから長く出るとは限らないし、コロコロメンバーが替わることもあると思います。その日調子のいい選手を見極めて、長く出すこともあると思いますし。
―ズバリ。大阪に勝てますか?
勝てると思って準備していますよ。攻撃にはかなり自信があります。点数は取れると思いますから。滋賀戦も選手をどんどん替える中であれだけ点数が取れたし、取ろうと思えばもっととれると思います。今季は守備から攻撃の切り替えの時のスピードも上がっているので、攻撃機会も増える。攻撃に関しては心配していません。
なのでやはり守りですね。滋賀戦も入りで守備が悪かった。攻撃のためにも、守備の習熟はもう一段向上したいですね。守備でリズムを作れれば、さらに攻撃力を際立たせることができますから。
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