画像は野間、鈴木誠とつば九郎
10月2日 〇7-5 ヤクルト 神宮球場
通算34勝46敗8分け(M21の巨人まで19・5差、ヤクルトに勝って1日で5位再浮上)
18時開始・3時間38分、1万0179人
相手先発 高梨2回3安打2失点
本塁打 -
抹消 スコット
登録 林(一軍初昇格)
一番センター大盛
二番ショート田中広
三番ライト誠也
四番ファースト松山
五番キャッチャー坂倉
六番レフト長野
七番サード堂林
八番セカンド菊池涼
九番ピッチャー床田〇(10試合3勝6敗)6回100球3安打3失点(自責3)
最下位争い、直接対決の初戦を制した広島が1日で5位に返り咲いた。
この試合前までの両チームの数字はともに借金13で…
チーム打率
S・251
C・261
チーム防御率
S・4・60
C・4・46
得失点
S・367と433
C・369と419
…と似たり寄ったり。言葉は悪いが正に最下位対決にふさわしい状況…
ヤクルトベンチは先発の高梨を2回で下げたが、それもそのはず。初回はいきなり先頭の大盛にストレートの四球のあと、許盗塁、ワイルドピッチ振り逃げからの2失点という有様だった。
広島先発の床田もその裏、四球のあと二番青木に2ランを打たれると、再び1点リードの四回、西田に同点ソロを許した。
床田は9月18日の神宮球場で西田、山田の一発を含む10安打で8失点。4回3分の1で降板している。
床田は前回9月25日のDeNA戦で7回114球を投げ1失点で2カ月半ぶりに勝ち投手になった。しかし今回は6回100球で交代を告げられた。佐々岡監督の信頼を得るにはまだまだの内容だったことになる。
それにしても広島とヤクルトが対戦ではやたらと二桁安打が出る。この日もヤクルトは5安打止まりだった一方で広島は14安打を放った。
ヤクルトの6投手のこの日の数字を見るといかに厳しい状況であるかがよく分かる。
高梨 2回56球3安打2失点、防御率4・74
クック3回40球7安打3失点、防御率7・88
中澤 1回18球1安打無失点、防御率6・84
星 1回20球無安打無失点、防御率4・54
長谷川1回22球2安打2失点、防御率5・74
梅野 1回23球1安打無失点、防御率3・38
防御率は梅野以外、たいへんなことになっているし、1イニング15球が理想とされる中、やたら球数が多い。
もちろん、その傾向は広島にも言えることであるが、あす予告先発の森下は前回、床田がKOされた翌日(9月19日)に7回4安打2失点ときれいにまとめている。(ひろスポ!・田辺一球)