画像は西川
10月13日 〇4-3 巨人 東京ドーム
通算40勝48敗9分け(M11の巨人まで17・5差の5位)
18時2分開始・3時間11分、1万6507人
相手先発 菅野●6回7安打4失点
本塁打 ―
一番レフト宇草
二番ショート田中広
三番ライト誠也
四番ファースト松山
五番センター西川
六番キャッチャー坂倉
七番セカンド菊池涼
八番サード小園
九番ピッチャー九里〇(16試合6勝5敗)8回117球6安打1失点(自責1)
フランスアS(42試合2勝3敗14S)
広島が菅野の開幕からの連勝記録を13で止めた。今季4度目の対戦で先発した九里にとっては7月14日のマツダスタジアム以来、2度目の投げ合いになった。
前回は初めて5000人上限のファンがスタンドに入る状況下で互いに5回を投げ、九里は4失点負け投手、菅野は無失点勝ち投手。
なぜか三回、九里がマウンドに上がった途端に雨が降り始めて岡本に3ランを許すという悔しい展開になった。
だが9月28日のDeNA戦(マツダスタジアム)で7安打完封勝利を手にした九里は「挑戦者のつもりでひとり、ひとりとしっかり勝負する」投球スタイルを貫き五回までスコアボードにゼロを並べて菅野にプレッシャーをかけた。
攻めては左バッターがファウルで粘ってやはり無言のプレッシャーをかけた。
初回にはいきなり先頭の宇草が右前打。
二回には松山の二塁打と菅野をカモにしてきた西川の右前打で一、三塁として坂倉の併殺打の間に先制点。
四回も先頭の田中広が右前打した。
ここでキーマンとなったのが鈴木誠。際どい球をファウルにして8球目で四球を選ぶと続く松山は初球を中前適時打。
西川は左飛に倒れたが坂倉のニゴロが4・6・3併殺とはならずショート坂本の一塁送球がカバーに入る菅野の逆を突きエラーで3点目。さすがに気落ちしたであろう菅野に菊池がトドメの適時三塁打を浴びせた。
この日の広島打線は、堂林や長野の名はなかったがある意味来季以降へ向けた”試金石”だろう。ただし鈴木誠がいてくれればの話だが…(ひろスポ!・田辺一球)