画像はコロナ対策を進めながらBリーグ公式戦を開催している広島サンプラザホールの予数
広島ドラゴンフライズは12月11日、報道関係者に向けて同クラブ従業員の同居家族に、新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認されたと発表した。午後2時時点。
陽性判定の同居家族は12月9日に発熱、同日に医療機関の指導のもとPCR検査を受け、10日に陽性判定が確認された。
保健所より10日に濃厚接触者と判断された当該従業員は、体調不良等は訴えていない。また、当該従業員は9日以降、選手およびチームスタッフと接触していない。
当該従業員は9日より自宅待機。10日時点で36・8度。11日午後1時ごろ、PCR検査を受けた。
広島ドラゴンフライズではさらに11日午後6時45分にこの日、2度目のリリースを報道関係者に発表。
当該従業員が保健所の定める「感染可能期間」となる9日以降は出勤せず自宅待機していることを踏まえ、12月12日(土)13日(日)に広島市西区の広島サンプラザホールで予定される名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の開催に変更がないことを伝えた。
一方、広島県内では新型コロナウイルス感染拡大の勢いに歯止めがかからず、県内感染は11日、過去最大の112人と初の3桁台に達した。そのうちの7割、65人が広島市。
このため広島市では11日夕方の時点で急きょ、平和大通りで開催中の「ドリミネーション」の打ち切りを発表。その他、広島市内で不特定多数が集まる45施設を12日以降、順次休館するとした。休館期間は当面、14日以降から2021年1月3日。
その中には原爆資料館、広島国際会議場、現代美術館、安佐動物公園、各区スポーツセンターとともに広島サンプラザホールも含まれている。
広島ドラゴンフライズのBリーグ公式戦ホーム開催分は12日、13日の広島サンプラザホール会場のあとは2021年1月2日、3日のエフピコアリーナふくやま会場、そのあと1月27日が広島サンプラザホール会場となており、”ギリギリの状態”と背中合わせの状況となっている。