日本サッカー協会は12月16日、2021日本代表年間スケジュールを発表した。
女子の日本代表、なでしこジャパンは4月(仙台)、6月(広島)、7月(京都)に国際親善試合を予定。6月10日(木)の国際親善試合は、エディオンスタジアム広島で開催される。
広島での国際親善試合は2019年11月のキリンチャレンジカップ2019・U-22コロンビア代表戦以来。広島では長らく日本代表戦が開催されない“空白期間”があったが、広島県サッカー協会が積極的に動くことによって国際マッチ開催の頻度が増しつつある。
その“呼び水”となっているのが2024年春からの供用開始が決まっている新サッカースタジアムの存在と、来年9月スタートの女子プロリーグ、WEリーグのスタートを頂点とする女子サッカー界の活性化。WEリーグにはサンフレッチェ広島も“参戦”するが、男子同様、女子もサンフレッチェ広島を頂点にその裾野が広がることが期待される。
広島県サッカー協会 宗政潤一郎副会長の話
新サッカースタジアムができればJリーグ、WEリーグ、国際親善試合、高校サッカーなど様々な用途で使えます。来年はなでしこジャパンが広島に来ますが、こうした国際大会を、今後も広島に積極的に誘致したいと考えています。毎年夏に開催している(今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止)平和祈念広島国際ユースサッカーもうそうですが、「平和祈念」と銘打った大会を今後増やして平和発信も続けていきたいですね。