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2021年01月25日
編集部

マツダスタジアム越え目指す広島新サッカースタジアム、松井市長、湯崎知事、池田会頭、久保会長の4者に加え広島県サッカー協会古田会長もやっとオブザーバー参加

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「5者」会談の模様、画像左手前が古田会長、その奥に久保会長、画像奥に湯崎知事、右手前に池田会頭、その奥が松井市長

マツダスタジアム越え目指す広島新サッカースタジアム、松井市長、湯崎知事、池田会頭、久保会長の4者に加え広島県サッカー協会古田会長もやっとオブザーバー参加

……

広島新サッカースタジアム建設へ向けたトップ会談が1月25日、広島市中区であった。

 

参加したのは広島市の松井一実市長、湯崎英彦知事、広島商工会議所の池田晃治会頭、サンフレッチェ広島の久保允誉会長、それに広島県サッカー協会の古田篤良会長。

 

冒頭、司会役の松井市長は「今後のサッカースタジアムの国際試合やアマチュア利用の観点から広島県サッカー協会のご意見もいただこうということでこのたびからオブザーバーとして古田会長にも参加していただこうということになりました、いかがでしょうか?」とあり、「意義なし」で認められた。

 

このトップ会談は「もともとこの会議はみなさんと事業スケジュール、今後の取り組み、そして資金確保の方向性といったところについての意見交換を行った上でサッカースタジアム建設に向け次のステップを進めるための認識の共有を確認するということで設定させていただいた」(松井市長)もの、である。

 

マツダスタジアムが平和大通りや原爆ドームと並ぶ吸引力を持つに至ったことからも分かるように新サッカースタジアムは広島の未来を左右する。

 

よって、この5者会談は極めて重要だ。

 

しかし、過去の流れからはその危うさが見てとれる。

 

今回の話合いの中では、深山英樹前会頭のバトンを受け“新規参入”した立場の池田会頭ならではの発言があった。

 

「思い起こせば2013年(6月)にサッカースタジアム検討協議会から8年経ったんですね。市民、県民、ファンの方は待っています…」

 

この言葉は何より重い。2013年1月には「早期建設」を願う署名が37万筆集まった。「早期」!だ。

 

2015年7月、当時の広島商工会議所・深山英樹会頭と湯崎知事、松井市長の3者はその「スタジアム検討競技会」の「報告」を受け、スタジアム建設候補地を「広島みなと公園」に決めた。“そう解釈”したのは湯崎知事と松井市長の二人だ。

 

それに反発した久保会長は市民、サポーターらの”声援“を背に旧広島市民球場跡地での独自プランを発表…

 

以来、紆余曲折があり「広島みなと公園案」は国内拠点港湾機能の“邪魔になる”ため、国から湯崎知事へレッドカードが示され“オウンゴール”負け、となった。

 

追い込まれた湯崎知事と松井市長は、「独自プラン」を痛烈に批判し続けていたにも関わらず久保会長に頭を上げる形で、深山前会頭に「第3の候補地」案を発表してもらい、旧広島市民球場跡地への建設を“パワープレー”で回避、基町地区住民の大反対の声を押し切り、今の広島中央公園に新サッカースタジアムを“押し込んだ”経緯がある。

 

このため、建設場所が中央公園となってやっと久保会長も市長、知事、会頭による3者会談にオブザーバー参加が認められた。

 

そして今回、池田会頭の言葉を借りれば「8年も経って」広島県サッカー協会会長のオブザーバー参加も認められた。

 

この日の会議の資料には「中央公園広場 4者が期待する整備の方向性」というものが含まれていた。A4版、4色刷り14ページ。

 

ほとんどが2020年1月に発表した「中央公園サッカースタジアム(仮称)基本計画(素案)からの流用だが、「集客目標」は新たに加えられた。

 

これは、2020年11月に県サッカー協会を除く「4者」でまとめた「素案」の中に盛り込まれたものだ。そこでは年間220万人が集まるようになったマツダスタジアム越え!を目指すことが掲げられた。(マツダスタジアムの220万人はカープ球団の集客数であり、実際はその他、市民利用などもある)

 

新サッカースタジアムの220万人の内訳はサンフレッチェ広島の観戦が現状の約1・6倍の45万人、その他、公園全体とサンフレッチェ広島以外のスタジアム利用で175万人としている。かなり“大胆”な数字だ。簡単にはいかないレベル…

 

参考までに平和祈念資料館は年間約152万人、広島グリーンアリーナは年間約190万人。ただし、中国放送が広島城ほかで毎年開催してきたフードフェスティバルは80万人が集まったとの声もあり、そういう一過性イベントと年間を通じての「集客」は別モノだ。

 

新サッカースタジアムでサンフレッチェ広島が公式戦を開催する日数は自ずと決まってくるから、その他でいかに稼働率を上げていくのか?

 

そこで今、話題のWEリーグや高校サッカーなどのアマチュア利用、そして音楽イベントなどスポーツ×エンタメの発想がポイントになる。

 

よって、広島県サッカー協会のオブザーバー参加は当然の流れ、いや完全に遅きに失した感がある。

 

新サッカースタジアム建設に向けては国内外の施設を何度も視察に訪れている。その中で一番新しいのは2019年11月の欧州サッカースタジアムなど視察だが、これは市と県、広島商工会議所、それにサンフレッチェ広島の担当者で行われており、広島県サッカー協会は不参加となっている。

 

オブザーバーで初参加した広島県サッカー協会の古田篤良会長の会議での発言は次のとおり。

 

「広島県のサッカー協会の代表ということと、日本サッカー協会の一員ということで、素晴らしいサッカースタジアムの建設に向けできる限りの協力をさせていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします」

 

「広島県内でサッカーをやっている選手、指導者、審判などは約2万人強で、ご家族等を合わせると5万人ぐらいの方々がいらっしゃいます。みなさん方は2024年の開業を心待ちにされています。ぜひ、スケジュール通りにお願いしたいと思います。加えて、2024年は広島県サッカー協会の創立100周年という記念すべき年になっています。それに合わせて新しいスタジアムでの日本代表戦など様々なイベントを開催したいと考えております」

 

「私がサッカーをやっているころ、もう60年くらい前ですけど、広島は御三家と言われ、埼玉、静岡、広島と…。その中で専用のサッカー場がないのは広島だけです。専用サッカー場は臨場感もぜんぜんと違います。そこで(プロもアマチュアも)選手がサッカーをやれば、ああこんなのか、と再確認できます。Jリーグマッチコミッショナーをやっておりますが、いろんなサッカースタジアムに行くと、ほんと(街の中心部から)遠い。県庁所在地でメーンの駅で降りて10分、15分で行けるその利便性はどこにもありません。広島でこういうサッカー場ができれば誰でも見にいける近さになり、すごく期待しています」

 

この項続く

ひろスタ特命取材班

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