画像は玉村
6月10日 △1-1 ソフトバンク 福岡PayPayドーム
通算18勝27敗8分け
4位中日まで最大3差の5位、首位阪神まで最大13差
18開始・2時間39分、無観客(緊急事態宣言下)
相手先発 レイ8回4安打1失点
本塁打 クロン6号①
一番セカンド菊池涼
二番レフト西川
三番サード林
四番DH鈴木誠
五番キャッチャー坂倉
六番ショート小園
七番センター野間
八番ファーストクロン
九番ライト宇草
ピッチャー玉村6回100球3安打無失点
森浦H
塹江
栗林
負ければ交流戦勝率2割となる広島。三回にクロンのソロで先制したが八回の塹江が同点打を許し、九回の栗林が二死二、三塁のピンチを切り抜け引き分けた。
ソフトバンク先発は来日2戦目のレイ。8回99球で被安打4。広島打線の淡泊さが気になる。
打線の大量援護が期待できない中、2年目二十歳の玉村が成長の跡を見せた。
プロ初先発からこの日までの3試合はいずれも5回で交代して負け投手。
玉村の一軍成績
4月29日(マツダ)DeNA戦 5回101球5安打(本塁打2)2四球5失点(自責4)
5月9日(Dナゴヤ)中日戦 5回94球3安打(本塁打1)3四球2失点(自責2)
5月29日(ZOZO)ロッテ戦 5回102球7安打(-)4四球1死球3失点(自責3)
長いイニングを投げようと思えば、球数を抑えたいところだったが、この日も序盤3回で53球。ただし許した走者は一番三森の2本のヒット(内野安打1)とフルカウントからの今宮の四球のみ。
四、五回は3人ずつで抑え六回、三度三森に中前打されたが二死を取り最後は柳田のアウトローに145キロの真っ直ぐを投げ込み見逃し三振できれいにまとめた。
よくよくスコアを見返してみると玉村は走者を背負ったあと、その回の打者に対して最後の柳田を除き計6打者全てに初球ストライクを投げている。
その攻めの姿勢は、五番に左キラーの川島を据えたソフトバンククリーンアップの計8タコに通じた。スライダーで自在にストライクが取れたのが大きい。真っすぐに振り遅れるシーンも多かった。次回投球が注目される。(ひろスポ!・田辺一球)