この”惨状”にヤクルトから”移籍”の河田ヘッドは何を思う…
6月24日 ●1-4 ヤクルト マツダスタジアム
通算21勝36敗8分け
3位巨人まで最大12差の5位、6位DeNAとは1差、首位阪神まで最大17・5差
18時開始・3時間1分、16,264人
相手先発 高橋〇6回3分の2、4安打1失点
本塁打 -
登録 鈴木誠(特例2021)、高橋昂
登録 大盛(特例2021)
一番セカンド菊池涼
二番ライト長野
三番ショート小園
四番サード林
五番ファースト坂倉
六番センター西川
七番レフト中村奨
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー高橋昂●(7試合2勝3敗)6回83球9安打3失点(自責5)
菊池保
バード
塹江
広島は大瀬良、九里、高橋昂の先発3人をヤクルト打線にぶつけて3連敗。通算4連敗で野村監督2年目の2011年以来の借金15となった。
当時の広島は相当弱かった。そこに肩を並べるとあっては重症と言わざるを得ない。
すでにヤクルトリリーフ陣の質の高さには第2戦で触れたが、この日もヤクルトは梅野、清水にホールドがつき、マクガフにセーブがついた。
広島はこれで対ヤクルト戦は1勝7敗2分けの大赤字、しかも初戦に勝っただけだから7連敗だ。
今の広島のやり方ではひっくり返ってもヤクルトには勝てない。
ヤクルトはこれで交流戦最後のソフトバンク戦から9試合で8勝1敗だが、負け試合も含めて全試合先制している。
1点差勝ち2試合、2点差勝ち2試合、3点差勝ち3試合。接戦にも強い。
今回の3連戦、初戦は大瀬良が二回に4失点、きのうは九里が序盤3回で5失点、この日は高橋昂が序盤3回で3失点。相手の思うツボ…である。
ヤクルトベンチは綿密に試合展開を想定して、だいたいその通りに戦いマツダスタジアムという敵地で3連勝して貯金を3年ぶりの二桁にした。
一方、「逆転しないカープ」はひたすらマツダスタジアムで負け続け、これでホームだけでも9勝18敗5分けという悲惨な状況。
広島の緊急事態宣言が解除され、入場者数は2試合続けて1万6,000人台に回復したがカープファンの見どころはほとんどない。(ひろスポ!・田辺一球)