画像は今シーズンの横浜スタジアム
8月31日 ●6-7 DeNA 横浜スタジアム
通算37勝50敗10分け
DeNAと同率5位後退、3位ヤクルトまで12差、首位巨人まで13・5差
17時46分開始・3時間29分、8,761人(緊急事態宣言下)
相手先発 濱口●2回3分の1、2安打4失点
本塁打 -
一番センター野間
二番レフト西川
三番ショート小園
四番ライト鈴木誠
五番ファースト坂倉
六番キャッチャー曾澤
七番セカンド菊池涼
八番サード林
九番ピッチャー森下5回96球6安打4失点(自責4)
ケムナH
島内●(24試合1敗)
塹江
バード
言葉は悪いが最下位争いに相応しい内容となり、DeNAが逆転勝ち。結果、勝率・425で両チームが5位に並んだ。
DeNAはチーム防御率がこの日まで12球団唯一の4点台。先発した濱口はその立ち上がりが3ボールの連発となり、被安打2で早々に交代を告げられた。
二番手の進藤も鈴木誠に死球、坂倉に押し出し四球、曾澤にも押し出し死球…
四回表終了時点では6対1、広島リード…
しかし広島先発の森下がその裏、先頭のソトに左中間フェンス直撃の三塁打を打たれると、続く牧には初球をレフトスタンド中段まで運ばれた。さらに五回、先頭の佐野にはレフトポール際に10号ソロを押し込まれ、これで自責4。12試合続いていたクオリティスタート成功がついにストップした。
これで森下の防御率は2・42から2・63に下がり、1点台が遠のいた。そして横浜スタジアムでの金メダル以降、これで3戦2敗未勝利…
広島ベンにしてみれば予想外のタイミングでの交代となった訳だが、今季2戦2敗のDeNA打線からすればしてやったり。東京五輪開催のため本拠地での公式戦は実に86日ぶり。その気持ちの高ぶりを森下攻略にぶつけてきたのだろう。
勢いづくDeNA打線に対して七回のケムナはきっちり3人で抑えたものの、八回の島内は逆に押し切られた。前回対戦で2ランを打たれた佐野を何とか二ゴロに仕留めたが、そのあとオースティン二塁打、宮崎適時打、ソト2ランという結果になった。
DeNAは外国人選手の来日が遅れて4月中に借金16、ダントツ最下位だった。
そのDeNAと対戦成績でも7勝6敗2分けのガチンコ勝負になっている広島は、6月半ばから純国産打線。チーム打率はこの日を終えて広島・258、DeNA・259と変わらないが、”火力”の量では相当の開きがありそう。
広島は鈴木誠52打点、坂倉42打点の2枚看板しかない。対するDeNAはオースティン54打点、宮崎52打点、牧50打点、ソト46打点、佐野44打点の5枚看板。
この日のような打ち合いになれば、最後に笑うのはDeNAか…(ひろスポ!・田辺一球)