画像は坂倉
9月1日 ●2-7 DeNA 横浜スタジアム
通算37勝51敗10分け
今季、みたび最下位へ、3位ヤクルトまで12差、首位巨人まで14・5差
17時45分開始・3時間9分、9,479人(緊急事態宣言下)
相手先発 大貫〇6回8安打1失点
本塁打 -
一番センター野間
二番レフト西川
三番ショート小園
四番ライト鈴木誠
五番キャッチャー坂倉
六番ファースト松山
七番セカンド菊池涼
八番サード林
九番ピッチャー玉村●(11試合2勝5敗)5回3分の2、109球9安打5失点(自責5)
菊池保
コルニエル
バード
最下位脱出を懸けた直接対決はDeNAが連勝。広島はわずか5日で最下位逆戻り。
広島は二軍もこの日、ウエスタン・リーグ同率最下位に後退。勝率は・333しかない。
一二軍揃っての最下位は6月と8月に続いて3度目。末期症状…だ。一、二軍に分かれてリーグ戦を消化していくだけの戦力がない。コロナ禍で球団赤字が深刻化しているから外国人補強もできない。
広島先発の玉村は初回、桑原二塁打、佐野二塁打、オースティン三塁打と、ことごとくスライダーをレフト、ライト線、あるいは外野間に打ち返され2失点。DeNA打撃成績上位者のコンタクト力には恐れ入る、としか表現のしようがない。
三回にはカーブを交えて抑えにかかったが、佐野にはシュートをまた三塁線にはじき返され、オースティンには低目真っすぐを中前適時打された。
今季、一軍デビューからこの日までに10試合全てで5回以上を投げ、失点3以下に抑えてきた高卒2年目左腕の踏ん張りどころ。
しかし、六回、クロスファイヤーでソトを空振り三振に仕留めて二死一塁までこぎ着けたあと、100球を超えてガス欠気味に…。牧にこの日初めての四球を与えると、大和、代打楠本に連打され、始めてイニング途中での交代を告げられた。
ただ、よくよく考えてみると12試合連続でクオリティスタート成功中だった森下でさえ打ち込むDeNA打線だから、そう簡単にいかないのは誰の目にも明らか。
そんな中でも、まずなんとかしないといけないのはオースティン。この2試合で6打数5安打4打点2四球。
規定到達までわずかとなった坂倉が4の3で打率・318まで引き上げたのに、オースティンの方は打率・318から・329へと急上昇。(ただし坂倉もリードする立場で4の3と打たれており、痛み分け?)
走者を置かないようにしてボール球しか投げない、ぐらいの対策を打たないと、せっかくの坂倉の首位打者挑戦のチャンスが遠のいてしまう。(ひろスポ!・田辺一球)