画像はサンフレッチェ広島レジーナのミーティング風景、画像左上体育の座り方”が齋原みず稀
2021-22 Yogibo WEリーグ、第6節(10月16日午前11時3分キックオフ、浦和駒場スタジアム)三菱重工浦和レッズレディース vs サンフレッチェ広島レジーナ
サンフレッチェ広島レジーナ先発
GK 木稲瑠那
DF 松原優菜、左山桃子、中村楓、木﨑あおい
MF 近賀ゆかり、川島はるな、小川愛
FW 谷口木乃実、上野真実、中嶋淑乃
サブメンバー
福元美穂
松原志歩
柳瀬楓菜
山口千尋78分(←中嶋淑乃)
齋原みず稀68分(←川島はるな)
島袋奈美恵
立花葉
マッチデータ
シュート数…浦和21、広島7
CK数…浦和8、広島3
得点…14分・谷口木乃実(広島)、39分・菅澤優衣香(浦和)、90分+4・齋原みず稀(広島)
前節、1-4で大宮アルディージャVENTUSに完敗を喫したサンフレッチェ広島レジーナ。ひろスポ!の前節の記事の結びはこうなっていた…
次節、中5日で乗り込む浦和駒場スタジアムでは開幕4戦全勝、勝ち点12を積み上げた三菱重工浦和レッズレディースが手ぐすね引いて待ち構えている。それはピンチではなくてチャンス!浦和の進撃を止めることができれば大きな財産になる。
9月14日、女子日本代表「なでしこジャパン」候補トレーニングキャンプに参加するメンバー23人が発表された。その池田太監督がスタンドから見守る90分、指揮官の目に両者の戦いぶりはどう映ったか?三菱重工浦和レッズレディース代表候補5名、サンフレッチェ広島レジーナは上野真実。
結果は2―1で“女王の無反動砲”2発を相手ゴールに叩き込んだサンフレッチェ広島レジーナの勝利! 昨季の女王、三菱重工浦和レッズレディースの開幕連勝記録は4でストップした。
この事実は“奇跡”と言えるかもしれない。
WEリーグ誕生、その参加チームが発表されたのは2020年10月15日。その時点でサンフレッチェ広島レジーナはそもそもその呼称さえ決まっておらず(サンフレッチェ広島女子の仮称)、監督も選手も存在していなかった。
わずか1年で、ゼロがいくつになるか?その答えがこの日の90分間…
サンフレッチェ広島レジーナ中村伸監督は、この日、先発メンバーを一部変更!女王の翼、右ウイングには前節途中からその位置に入った谷口木乃実を起用した。
前半開始45秒、昨季の女王たちの猛攻を受けるサンフレッチェ広島レジーナはそこから3分間で相手のCK4発に耐える。強烈なシュートをGK木稲瑠那が跳ね返す。
そして先制したのはサンフレッチェ広島レジーナ。前半14分、前節からの勢いをそのままこの日もピッチに持ち込んだ川島はるなのパスを受けた谷口木乃実が相手ペナルティサークル内で鋭く左足を振り抜きWEリーグ初ゴールを決めた。
前半26分の引水タイムで三菱重工浦和レッズレディースも守備位置を変え、開幕5連勝へあくなき挑戦を続ける。
前半39分、GK木稲瑠那から最終ラインへのパスがズレて、そこから百戦錬磨の菅澤優衣香にループを決められて1-1。
後半22分、中村伸監督の勝負手は川島はるなに替えて前節からサブメンバーに入れていた齋原みず稀。
WEリーグ初出場の齋原みず稀は上野真実とのツートップでゴールを狙い、後半4分のアディショナルタイムの45分+3分30秒あたりでスローイン、近賀ゆかりのパス、から届いた足元へのボールをやはりペナルティアークの中からまったく余分な動きなしにそのまま右足を振り切りゴール右上に決勝弾…
女王の翼と無反動砲で三菱重工浦和レッズレディースの進撃を止めたサンフレッチェ広島レジーナ、次節はホームでのWEリーグ初勝利を目指す。