トップ画像は星野仙一記念館関連展示の一部(ひろスポ!岡山取材班撮影、以下同)
岡山県倉敷市の美観地区にある星野仙一記念館が11月で閉館する。10月15日、地元のOHK(岡山放送)が報じた。
記念館入り口(2018年5月撮影)
美観地区(2018年5月撮影)
倉敷マスカット球場
日本球界に多大な足跡を残し2018年1月に亡くなった星野仙一さんは岡山県児島郡福田町(現在の倉敷市)出身。同記念も同年にその功績を紹介するために知人、友人のみなさんが中心となってオープンした。館内にはユニフォームなど約1000点が収蔵されており400点ほどが展示されている。来館者は延べおよそ50万人。関係者らが持ち寄った展示品の数々は非常に広範囲に渡り、来館者の目を楽しませてきた。
オープンから携わってきた記念館の延原敏朗館長(80)が体調を崩し、コロナ禍による休館の影響もあって今回、閉館の決断に至ったという。収蔵品は倉敷市に寄贈され、今後、市が活用策を検討する。
2015年10月、倉敷マスカットスタジアムのグラウンドに立つ星野さん(中央)
倉敷マスカットスタジアムでの1枚
倉敷美観地区からおよそ5キロのところにある倉敷マスカットスタジアムでは星野さんが監督、取締役副会長を務めた楽天がキャンプを行っていた。
2015年10月、広島との交渉が決裂して自由契約となった栗原健太(現中日打撃コーチ)は11月、このマスカットスタジアムで楽天のテストを受け、星野球団副会長から「合格」の太鼓判を押された。
なお、星野さんのプロ初登板、初先発は1969年4月13日、対広島3回戦で場所はすでに“消滅”となった旧広島市民球場。(広島スポーツ100年取材班)
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