画像はフライガールズ
広島ドラゴンフライズは1月23日、茨城県水戸市のアダストリアみとアリーナでB1第17節GAME2、茨城ロボッツ戦に臨み90-60のスコアで快勝した。GAME1は大接戦の末、81-79だった。
B1では初めての対戦となったこのカード、互いに新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け活動休止など多くの制約を受ける中、結果的には広島が連勝した。
広島は”手探り状態“からの入りになったGAME1同様、第1クォーターは相手の時間帯を数多く”演出“するかっこうになり16-23。第2クォーターでは最大12点のビハインドとなったが、そこからアイザイア・マーフィーのスリーポイントシュートなどで反撃に転じ、残り28秒、ニック・メイヨのスリーポイントシュートで逆転に成功した。
前半36-35からの第3クォーター。トータルリバウンド15でオフェンスの時間帯を増やし、辻直人がスリーポイントシュート2の2を含む9得点、チャールズ・ジャクソンが10得点と外と中の両面攻撃が冴え、気がつけば20点のリード…。
最終クォーターでは中村拓人4:56、渡部琉2:36、GAME1でチームの危機を救う働きをした佐土原遼も4:56の出場タイムを得て、けっきょく今季最大の30点差勝利となった。貯金8も今季最多。佐土原遼の3アシスト、寺嶋良の10アシストが光る。
これで広島は18勝10敗、勝率・643、西地区4位は変わらず。同3位の島根スサノオマジックまで1・5ゲーム差に詰めた。
島根も新型コロナウイルス感染者が出た影響で、活動休止期間を経て21日に練習を再開。今節と次節の計3試合が中止となり、29日と30日、鳥取県米子市でサンロッカーズ渋谷との対戦に備えている。
島根をさらに追いかけたい広島は次節26日のホームゲームで入場制限を解除し、感染予防万全の体制で横浜ビー・コルセアーズを迎え撃つ。
カイル・ミリングHC
この2日間、両チームの選手は疲れも見えていて、タフなゲームになると思っていた。第1クォーターは練習試合のような出だしになってしまったので、ハーフタイムでは20分間最後までエナジーを持って戦おうと選手に言ってコートに送り出した。後半はエナジーを持って戦うことができ、特に第3クォーターのディフェンスからリズムを作ることができたと思う。お互いコンディションが整わない中、選手全員が努力をして戦い抜くことができた。この2勝は大きいものだと感じている。
寺嶋良
第1クォーターでは点差を離されてしまったが、以降はボールを持った相手に対するディフェンスの強度を上げることができ、タフショットを打たす場面を作れた。それが後半に点差を開くことができた要因だと思う。今回の試合ではシュートを打つ本数を減らし、パスを多く回してゲームをコントロールすることを意識していた。全員が得点をすることができ、チームとしてもいい流れができているので、次の試合に向けてコンディションを上げていきたい。
B1第17節GAME2
広島ドラゴンフライズ 90-60 茨城ロボッツ
1Q:16-23
2Q:20-12
3Q:28-9
4Q:26-16
入場者数:1,156人
<スターター>
広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、チャールズ・ジャクソン、ニック・メイヨ
茨城: 福澤晃平、マーク・トラソリーニ、エリック・ジェイコブセン、平尾充庸、鶴巻啓太
広島ドラゴンフライズ
◆得点
ニック・メイヨ 22得点
チャールズ・ジャクソン 19得点
トーマス・ケネディ 12得点
辻直人12得点
寺嶋良 6得点
◆リバウンド
チャールズ・ジャクソン14リバウンド
寺嶋良 7リバウンド
ニック・メイヨ 5リバウンド
辻直人 5リバウンド
トーマス・ケネディ 4リバウンド
◆アシスト
寺嶋良 10アシスト
青木保憲 4アシスト
ニック・メイヨ 3アシスト
佐土原遼 3アシスト
茨城ロボッツ
◆得点
エリック・ジェイコブセン15得点
チェハーレス・タプスコット15得点
マーク・トラソリーニ 10得点
中村 功平 7得点
◆リバウンド
エリック・ジェイコブセン8リバウンド
マーク・トラソリーニ 5リバウンド
福澤晃平 3リバウンド
チェハーレス・タプスコット 3リバウンド
◆アシスト
多嶋朝飛6アシスト
平尾充庸 4アシスト
福澤晃平 3アシスト
チェハーレス・タプスコット 3アシスト
中村功平 3アシスト