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2022年02月28日
編集部

広島・長崎連名で悪魔の所業プーチンにやっと抗議文、だが反体制記者暗殺の国ロシア顔負け?松井市長にメディア抹殺を企てた過去あり抗議資格なし?

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原爆ドーム
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画像は2月28日の原爆ドーム、岩国米軍基地からやってきた男女が熱心に日本人青年の話を聞いていた

 

ロシアのプーチン大統領が「核」兵器使用も辞さずの姿勢を見せたことを受け、広島市の松井一実市長と長崎市の田上富久市長は2月28日、「被爆者の切なる思いを踏みにじるもの」とするプーチン宛ての抗議文を在日ロシア大使館(東京都港区)に送付した。

 

 

遅きに失していないか…

 

 

ひろスポ!では、広島市と広島県の首長のウクライナ危機に対するノーリアクションを嘆いた。2月25日のことだ。

 

 

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今回のような広島・長崎抗議文を出すタイミングは、年明けから何度もあった。

 

 

特にウクライナ侵攻前の2月19日。ロシアは北京冬季五輪期間中にもかかわらずウクライナとの国境などに巨大軍事力を展開させ、この日、プーチン大統領の指揮の下で核ミサイル部隊などの軍事演習まで実施して見せた。世界に訴える抗議文を出すならこのタイミングだろう。

 

ひろスポ!では以下の記事でこの点にも触れた。

エディオンスタジアム広島にウクライナ旗、しかし世界は偽旗作戦で大惨事(第3次世界大戦)危機へ…ハンブルクからクルーザー脱出のプーチン核ミサイル部隊まで稼働の真意は… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)

 

 

次は2月24日だ。ロシア軍はチェルノブイ原発を手中に収めた。欧州に放射能汚染拡散の危機。ここで声を上げずして、いつ上げるの?というタイミングだった。

 

 

 

けっきょく広島・長崎抗議文送付の発表は広島市役所では28日午後6時10分までズレ込んだ。夕方ローカルニュースに間に合わせるには大変な時間だ。メディアがぼやいたのは言うまでもない。

 

 

この日の午前中、広島大学はロシアの侵攻に強く抗議し平和的解決を訴える声明を発表。緊急募金を開始した。サンフレッチェ広島も広島市より早い時間に、公式Twitterに動画と以下のメッセージをアップした。

 

 

We want to convey our wish for peace to the world because we know deep sorrow, suffering, and indelible wounds. May peaceful days come as soon as possible. One Ball. One World. Peace that we can play sports.

 

対照的なのがカープだ。何もアクションを起こしていない。そもそも佐々岡監督がカープ入団したころからだけでも、(マエケンは大リーガーとして献花していたけれども)カープ選手や職員、球団経営陣が慰霊碑に個人として以外で献花したのを見たことが一度もない。一度も、だ。勘違いであればいいのだが…

 

 

ところで松井市長にはプーチンに抗議する資格がない可能性がある。ロシアではプーチンの意にそぐわない報道をした記者たちは片っ端から暗殺されている。今回のプーチンの悪魔の所業をナチスに重ねる報道は多々あるが、プロパガンダで国民を洗脳して殺りくの侵略戦争を企てる手法は一緒だ。松井市長もその手法を真似たような過去を持つ。

 

 

悪魔に心を売り飛ばしたようなプーチンに命を狙われたウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア殺人部隊が迫るキエフ内に止まり「徹底抗戦」を呼び掛けている。キエフ国立経済大学で法律を学び、テレビ制作会社を立ち上げ、テレビや映画に携わり、教師から大統領になるという”シナリオ”のドラマで人気を集め、リアルの世界でも大統領の椅子に座ったゼレンスキー大統領。メディアの何たるかを熟知しており、その肉声が追い詰められたウクライナ国民の心に染み渡る。

 

 

逆に局地戦で逃げ遅れたロシア兵は、街の人たちに胸元を掴まれて怒声を浴びせられ、両耳を手で押さえて泣き始める。あるいは銃を構えたロシア兵は近づいてきたひとりの女性から「Take the raw seeds put them, so that at least sunflowers grow when you lie down here」(この種をポケットにでも入れとけ、そしたらお前がここで倒れて死んだ時、ウクライナの花、ひまわりがせめて育つだろうから)となじられて「どうか、これ以上事態が悪くならいようにしましょう」と返すのがやっと…。ひとりが殺されたら残り全員が逃げたという話もある。

 

 

ロシア国内でまさに”大本営発表”のウソの情報を繰り返し流しても、ネット時代だ。こうした動画は手元のスマホでみな閲覧できる。

 

 

なぜ人を殺し街を壊して攻め込まなければいけないのか。事情も呑み込めぬまま戦地に立つロシア兵と、死に物狂いで女性たちが作った火炎瓶や欧米から供与された対戦車砲で武装するウクライナ兵や市民たち。結果、ロシア兵の死体袋の山が出来た。

 

 

松井市長は2013年12月、多くのメディアが集まる前で広島の新サッカースタジアム問題に関連して、2年連続J1優勝へひた走る「サンフレッチェ広島は2位でいい」と言い放った。当時の森保サンフレッチェが「平和発信」を強烈に訴え、大きなうねりを起こしていたにもかかわらず、だ。

 

松井市長の「平和」はポーズだけの可能性が高い。当時の森保監督に、原爆ドームに隣接する旧広島市民球場跡地ではなく宇品の港公園にスタジアムを作るよう、広島で権力を奮う実力者とタッグを組み盛んに進言していた。おかげでスタジアム起工イベントがこの1月までズレ込んだ。

 

「2位でいい」発言の翌日、全国ニュースとなり、緊急会見で対応する騒ぎになった。その話をSNSで広めたメディアに対して「訴えることはできないのか」と声を荒げた松井市長。その後、年末の酒の席で広島人なら誰もがよく知る権力者の協力を得て、気に食わないメディアの”抹殺“を企てた。

 

 

その当時の松井市長の秘書が今のスポーツ文化部の責任者、松嶋博孝部長だ。ことの顛末はすべて知っているはずだ。

 

 

こうした姿勢は誠に失礼ながら、五輪開会式前日の2月4日、北京で会談し、NATOのさらなる拡大に反対するとした共同声明を出した中国の習近平国家主席とプーチンの姿に重なって見える。あれは書くな、これは報道しろ、そんなことばかりを続けているからだ。

 

 

ロシアのウクライナ侵攻はない、とネット上に声を上げていた専門家の中にはその記事を削除したケースもあるようだが、ひろスポ!は一度たりとも記事の削除をしていない。

 

 

この記事も、そう。ただし、松井市長サイドから「事実と反する」などの声が届けば、削除せざるをえなくなる場合もあるかもしれない。そうはならぬよう、出来事の詳細な流れをまとめたメモが我々の手元にはる。(ひろスタ特命取材班&田辺一球)

 

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(2022年2月24日掲載)

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