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2022年03月20日
編集部

鈴木誠也パドレス入り会見、日刊スポーツしれっと一面、手記一面のスポニチの勝利!

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鈴木誠
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カブス鈴木誠也のパドレス入り報じた日刊スポーツが、その3日後の3月18日の紙面で報じたこと… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2022年3月18日掲載)

 

 

上記、ひろスポ!記事の“続報”である。

 

 

広島市内のコンビニで3月20日に販売されたスポーツ各紙の一面は以下のようになった。

 

日刊スポーツ(7版)…鈴木誠也カブス入団会見の一問一答
スポニチ(12版)…鈴木誠也の手記
デイリースポーツ(12版)…西川龍馬
報知(7版)…巨人もの
サンスポ(11版)…佐藤輝明

 

※版…スポーツ紙は一般紙を刷る前に刷る。ゆえに締め切りが早い。さらに印刷所と配布先の距離の関係でその早い締め切りにも「早版」などが存在する。要するに同じ値段の新聞でも内容(情報の鮮度)が大きく異なる。広島市内でも7版のスポーツ紙がある。一般的には12版が最終版だ。一面に何版かは表記してある。

 

 

サンスポが主導権を握った今回の一連の報道で、最終的に“勝った”のはスポニチだった。

 

 

手記を掲載することができたからだ。

 

 

スポニチはカブス入りの過程においても適切に対応してきた。手記を取れたのもそう。ここでは詳しく述べることはしないが“確たる人間関係”がそこには生じていたことを意味する。

 

 

パドレス入りの誤報を一面掲載した日刊スポーツにはそれがなかった。そして“素知らぬ顔”?でまた誠也ネタを一面にもってきた。

 

 

事実としてマスメディアとはそういうもの、であり、スポーツ紙はもう長らくそういうことを繰り返してきた。

 

 

そしてネットニュース全盛の時代を迎え、大学生の9割以上はスポーツ紙を手に取らない。スポーツ各紙の紙質はどんどん悪くなり、ページ数もどんどん減り、逆に値段は高くなった。

 

 

1980年代から1990年代半ばまで、都内の電車の中では当たり前だった風景、スポーツ紙を広げていたあの頃が懐かしい…少年チャンピオンやマガジン、サンデーも荷物棚にたくさんあった頃の話、だ。

 

思えば1996年のアトランタ五輪のころがスポーツ紙全盛だった。巨人、大相撲、競馬、サッカー日本代表…

 

ガラケーがその数年前に日本人の手に広まり、「Yahoo! JAPAN」日本語版がサービスがやはり1996年に始まった。

 

そして2008年、iPhone 3G日本上陸。

 

国内新聞社の総売り上げは2006年から右肩下がりになった。明治生まれのマスメディア、新聞市場へのネット媒体の”侵攻”が始まり、iPhoneの登場で瞬く間に風向きが変わっていった。

 

通信速度の改善に合わせて”ネット軍”は放送局の市場も”荒らし”始めた。今の大学生はテレビよりスマホの画面で「動画」を見る。そしてラジオの「ラ」の字も言わない。

 

関係ない?けども、ひろスポ!も数年に渡って書籍を発刊してきたが紙媒体を諦めて?ネットに移行した。2014年の話だ。

 

2005年、国内新聞社の総売り上げは2兆5000億円以上あったのに、10年も経たない2014年には1兆8000億円台まで激減していた。この流れでいけば、やがてゼロになる…???

 

それにしても「山田結軌(ボールマーク)サンスポMLB記者(合衆国国旗)野球大好」さんがTwitterで伝える 嬉々として練習に臨む?SEIYA SUZUKIのフリー打撃お披露目動画…全スイング、トラウト打法全開…

 

満振りを支えるその強靭な下半身。懸命にバットを振る広島育ちのヒーローがシカゴのバックスクリーンに叩き込む姿が目に浮かぶ…(田辺一球:福山大学、福山平成大学「スポーツとメディア」担当)

 

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