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2023年01月05日
編集部

新井カープは100得点が期待できる一番秋山翔吾で勝負する!? バントしない二番には野間峻祥

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野間
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画像は野間峻祥

 

前回の記事を読んでから今回の記事に進んでください↓
新井カープ最大の課題は投手力整備、さらに「機動力野球」を掲げる打線のキーマンは「一番秋山翔吾」 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)

 

一番センター・秋山翔吾。新井カープの開幕スタメン、ベストチョイスはコレだろう。

 

ただし、本人のコンディションなどの問題で実現しないかもしれない。実現すればチームにとってもカープファンにとっても楽しみなシーズンになる。

 

 

2022年12月に中国新聞に掲載された「C秋山大いに語る」の中でカープの秋山翔吾は「打席で受け身になった」と反省。西武時代に「三番では結果が出ない」とか「今年の僕では一番に入るのは難しかっただろう」とか、打順についても自ら触れた。

 

 

新天地広島で“秋山さしさ”をファンにアピールしたいがために、三振を怖がり、受け身となり、攻めの打撃ができなかった、ということなのだろう。実際「三振を気にしたスイング軌道になっていた」と証言する関係者もいる。

 

 

秋山翔吾の西武時代の成績を見れば5年目の2015年に初めて開幕一番に入り、そのまま全143試合フルイニング出場でイッキに216安打のプロ野球記録を樹立した。

 

 

以来、メジャーに挑戦するまで5シーズン連続でフルイニング出場。2017年もほぼ一番を打ち、打率・322をマークして首位打者になった。

 

 

2018年は195安打で2年連続の最多安打。2019年は開幕三番で途中から一番に。179安打と数字を落としたがそれでも最多安打は譲らなかった。

 

 

秋山翔吾の数字を言う場合、もうひとつ見逃せないのが得点だ。安打数、打率、得点、打点をまとめてみると…

 

 

2015 216安打 打率・359 108得点 55打点
2016 171安打 打率・296 98得点 62打点
2017 185安打 打率・322 106得点 89打点
2018 195安打 打率・323 107得点 82打点
2019 179安打 打率・303 112得点 62打点

 

 

打点も凄いが得点はもっと凄い!

 

 

秋山翔吾自身も自分の最大の特徴はホームに還ってくること、と理解しているはずだ。だからこそ中国新聞の記事の中で「一番」に触れたと考えてまず間違いない。

 

 

さらに1月4日付のデイリースポーツ広島刷紙面の一面を飾った秋山翔吾は「全試合フル出場」の見出し付き。そして真っすぐを仕留めるために「ポイントを前に」というスタイルを目指すとした。

 

 

前でさばけば打球は右へ飛ぶ。柵越えも増える。切り込み隊長として相手バッテリーに恐れられる西武時代のような役どころをもう一度目指す。相手が変化球でかわしにくれば、そこは技術で対応する。

 

 

これも中国新聞2022年12月の「カープデータ分析」連載内で紹介された数字だが秋山翔吾は昨季、イニング先頭で41打席に立ち、打率・366、出塁率に至っては・415。記事内では「西武時代に長く一番を務めた経験を生かし、チャンスメーク役も担った」とまとめている。まったくそうだ。

 

 

そして秋山翔吾が初回、塁に出たら二番は送りバントをしない。新井貴浩監督はやはり年明けの広島ホームテレビ特番「勝ちグセ。カープ新春スペシャル」の中で初回からのバントは「しません」と即答している。

 

 

…となればバントの名手、菊池涼介以外の二番バッター。

 

 

それはFA権を行使せずに1年契約した野間峻祥だろう。

 

 

2022年は85試合に出場して打率3割1分2厘、7盗塁だった。ホームランはゼロ。主に一番打者として新たな打撃スタイルを確立した。それは「粘り」。1打席あたりの被投球数「P/PA」の数値(4を超えると高い)で見ると「天才」西川龍馬をも上回る4・42をマーク。「昨シーズンぐらいから粘りが出てきて、何とか空振りをしないように心がけてやっている」と頼もしい。足があるから併殺打もない。

 

 

秋山翔吾、野間峻祥と来れば三番には西川龍馬。五番に坂倉将吾。相手がいくら左腕をぶつけてきても跳ね返すようなタフさが欲しい。

 

 

なお、西武時代の秋山翔吾の後ろには強力打線が控えていた。

 

 

2015年は二番栗山巧、三番浅村栄斗、四番中村剛也と不動の上位打線だった。2018年も二番源田壮亮、三番浅村栄斗、四番山川穂高…。右の和製大砲なしのカープ打線、新井貴浩監督の長期政権ではポスト誠也の育成も急がれる。(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)

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