地域と共に、みんなの広島スポーツ交流マガジン

【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > トップス広島 > 福山合宿打ち上げの広島ドラゴンフライズ、「クラブ10周年」×「Bリーグプレミア参入権確保」へ勝負のシーズン突入まで残り2カ月…
2023年08月30日
編集部

福山合宿打ち上げの広島ドラゴンフライズ、「クラブ10周年」×「Bリーグプレミア参入権確保」へ勝負のシーズン突入まで残り2カ月…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広島ドラゴンフライズ
  • 3

    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は広島ドラゴンフライズの福山合宿

 

広島ドラゴンフライズの福山合宿は8月30日、福山市のエフピコアリーナふくやまなどで行っていたサマーキャンプを打ち上げた。

 

チームは9月1日にアウェイで開催されるアルバルク東京 とのプレシーズンマッチに向けて今後も調整を続ける。

 

広島県内では9月16日、三次市の電光石火みよしパークに島根スサノオマジックを招いて、翌17日には広島サンプラザホールに千葉ジェッツを招いてのプレマッチがある。

 

広島ドラゴンフライズのB1開幕戦は10月7日、アウェイのファイティングイーグルス名古屋戦。

 

3日間の合宿中に”広島の空気”に一番慣れ親しんだのは、神奈川県出身の21歳、ロバーツ・ケインだろう。アメリカ人の父と日本人の母を持ち、米国のストーニーブルック大学へ進学、NCAAディビジョン1で経験を積んでいたが、大学を中退して特別指定選手(プロ契約)で新天地にやってきた。

 

新加入会見は8月24日。”緊急”的に広島にやって来たのは、もちろん将来性を買われてのことでもあり、カイル・ミリングヘッドコーチも「学びたいという姿勢がしっかり見て取れる。日本のスタイルに順応してもらい、これからの成長に期待したい」というスタンスだ。

 

岡崎修司ゼネラルマネジャーは「昨季以上に2ガードでの選手起用も想定されることから勝利に貢献する選手への成長を期待する」とロバーツ・ケインの今後を見据える。

ロバーツ・ケインの加入で”司令塔”的な顔ぶれが以下のように多彩になった。(試合数は2022-23B1レギュラーシーズン、ロバーツ・ケインは同NCAAディビジョン1)

 

寺嶋良  1997年10月23日生まれ、175センチ、59試合
上澤俊喜 1998年6月2日生まれ、176センチ、49試合
中村拓人 2001年3月3日生まれ、186センチ、40試合
アイザイア・マーフィー
1998年04月10日生まれ、196センチ、59試合
ロバーツ・ケイン
2002年7月5日生まれ、187センチ、33試合

 

広島ドラゴンフライズは今季、勝つこと、そして魅せること…の二兎を追い求めていかないと、クラブとして危機的状況に直面することになる。

Bリーグでは島田慎二チェアマンが7月末に都内で会見を開き、2026年に始動するB.LEAGUEの構造改革「B.革新」の概要を発表した。

新リーグの名称は「Bリーグプレミア」になり、現在のB2は「Bリーグワン」に、同B3は「Bリーグネクスト」に移行する。

仮にBリーグプレミア”選外”になれば下位リーグに回ることになるが「入れ替え戦」は採用されないため、プレミアとワンの間には埋めがたい格差が生じるだろう。

Bリーグプレミア参入争いはまさにサバイバル!参入へはまず以下の条件をクリアする必要がある。

基準を満たしたアリーナの確保
・観客動員4000人以上
・売上高12億円以上

この主たる3条件のうち、クラブ側の努力だけでは解決できないのがハード面の「基準を満たしたアリーナの確保」だ。どこに、どんな施設を誕生させるか?場所の問題、自治体からの援助や協力、パートナーの確保などなど課題山積…

広島グリーンアリーナを暫定使用することとなった広島ドラゴンフライズは、やがて国内に続々と誕生することになる、新アリーナを本拠地とするライバル勢に大きく水を空けられることになる。

1試合平均4000人クリアも難題だ。「昨シーズン、必死に努力して3335人。普通にがんばっているだけでは到達しない数字なので、ぜひ広島県のみなさんにご理解とご支援をお願いしたい」(浦 伸嘉社長)

今季、まさにその人気度、その集客力が試される。ひとりひとりの選手が強烈な個性を発揮して、強く逞しく成長することが不可欠となる。チームの顔となる司令塔ならなおさらだろう。

長らく広島ドラゴンフライズと共に歩んできた朝山正悟はこの秋「クラブ10周年」を迎えることも踏まえて次のように話し、新スローガンでもある「Keep Going」を広く広島県民にも呼び掛けている。

朝山正悟の話
クラブとして初めてCSには出たものの、昨シーズンに誰ひとり満足はしていないと思うんですね。昨シーズン以上、さらに一番上のところを目指していく。そこはクラブとして、みんなも共通の目標としてあると思うんですけど、その中でクラブ10周年で広島プライドとしていろいろなものを掲げていく中で、Bプレミアを目指さなければならい。いろんな課題もクリアしなければならない。

そこで(ひとりひとりが)クラブの一員としてオンコート、オフコートの部分でしっかりトライしていかなきゃいけないものがあると思います。具体的には4000人だったりとか、いろいろとクラブとして掲げているものがありますので、そこに自分たちがどれだけ貢献していけるか?コートの中で自分たちがプレーを見せることも大事だと思いますが、自分たちがバスケットボールプレーだからこそできることに、しっかり目を向けて広島の地だからこそできることにみんなでトライできたらな、と思っています。

LINEで送る

シェアしてお友達にもこのニュースを教えよう!

ひろスポ!の情報を逃さずチェック!

※SSL暗号化通信で登録します。
※メルマガはいつでも解除出来ます。
  • 6

    レッドヘル

  • 1

    医療法人社団飛翔会

  • 5

    アイフット

  • 4

  • 2

  • 3

有料メルマガ配信案内