画像は稼働日を待つエディオンピースウイング広島
サンフレッチェ広島は1月23日正午から、エディオンピースウイング広島のこけら落としとして、極めて注目度の高い2月10日のプレシーズンマッチ、ガンバ大阪戦の入場券販売を始めたがその直後にシステムがダウンして販売停止となった。26日に再開する。
23日は、エディオンピースウイング広島元年のシーズンチケット購入者(1万1500人以上)が対象で1URLあたり6枚まで購入できる。
クラブ側では購入希望者に向けメールを配信。その中で「システム障害により、販売開始直後にシステムを停止させていただきました。楽しみにお待ちいただいた皆様には、ご不快な想いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした」「サーバーの負荷を軽減するシステムを採用し、快適にチケットをご購入していただけるよう努めてまいりますので、引き続きご声援の程よろしくお願いいたします」と詫びた。
“システムダウン”はカープ公式戦入場券販売においては“年中行事”になっている。
サンフレッチェ広島の仙田信吾社長は昨年末の時点で次のようにコメントしている。
「われわれも完成したスタジアムに入っていけるのはこれからになりますので、いろいろなアイデアをみなさまから結集して、この新スタジアムの稼働を素晴らしいものにしていきたいと思っています」
「やっぱり試合を実際にやってみて運用・運営がどうなるかをぜひ試してみる。お客さまに実際に入っていただいて、これを2月10日に予定しています」」
「12月27日時点が、年間指定席の締め切り日で1万1500を超える年間指定席のご購入をいただきました。これはわたくしどもの想定を超える手ごたえであります。収容が2万8500人ですので、そのうちの1万1500の年間指定席がこの時点で売れているというのは、我々の想定を超える手ごたえであります。実は手堅い目標金額、目標動員数というのは2万1500です」
マツダスタジアムの約3倍の建設費を要したエディオンピースウイング広島は巨大施設で、席数は2万8520。仙田信吾社長の言葉にある通り「2万1500」ラインを常にクリアするようでないと施設運営に支障が生じる可能性がある。
よって常時、これぐらいの”熱気”が欠かせない。広島人特有の”熱しやすく冷めやすい”では困ることになるので今回の一件を前向きにとらえたい。
また、この日、Jリーグが2024年シーズンの詳細日程を発表した。J1リーグは2月23日に開幕するが当日は広島-浦和(エディオンピースウイング広島)が午後2時から、名古屋-鹿島(豊田スタジアム)が午後6時からある。
よって広島がJ1のトップを切ってピッチに立つ。
入場券は2月2日からファンクラブ会員に先行販売され、一般向けは6日正午から。