地域と共に、みんなの広島スポーツ交流マガジン

【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > ピックアップ > センバツ1回戦から広陵vs高知の洗練された戦い、勝敗を決めたのは高尾-只石の3季連続甲子園バッテリー
2024年03月21日
編集部

センバツ1回戦から広陵vs高知の洗練された戦い、勝敗を決めたのは高尾-只石の3季連続甲子園バッテリー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
高尾
  • 3

    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は高尾響

 

第96回選抜高校野球大会第4日(3月21日)1回戦

広陵(広島)101 000 001・3
高知(高知)000 000 010・1

広陵スタメン(学年と投打)
ライト濱本遥大(2年)右右
センター田村夏芽(3年)右左
サード土居湊大(3年)右左
キャッチャー只石貫太(3年)右右
ファースト草島絃太(2年)右左
セカンド酒井 綾希人(3年)右右
レフト沢田哉斗(3年)右左
ピッチャー高尾 響(3年)右右
ショート白髪零士(2年)右左

 

前回大会ベスト4の広陵が2003年以来となる3度目目の頂点目指して初戦を突破した。

広陵は大会第8日目の第1試合(3月25日午前9時開始予定)で青森山田(青森)と対戦する。

 

 

互いに3大会連続のセンバツ出場で昨秋の中国、四国大会覇者。洗練された戦いが予想される中、春・夏・春と3季連続となる甲子園バッテリー、高尾響と只石貫太を擁する広陵に軍配が上がった。

 

1年前の2023年3月31日。広陵は山梨学院(山梨)との準決勝に臨み1対6で敗れて20年ぶりの決勝進出を逃した。先発した高尾響は二回に暴投絡みで1対1同点にされたが、その後は両軍ゼロ行進。迎えた九回に投じた141球目を相手の四番に打たれて勝ち越された。

 

同年8月16日の夏の甲子園3回戦では、優勝した慶応(神奈川)と延長タイブレークの好ゲームを演じた末、延長十回に3点を失い、3対6で敗れた。この試合、初回と二回で球数46。けっきょく高尾響は152球をひとりで投げ切り、リードした只石貫太とともに”宿題”を持ち帰った。

 

 

 

だから大舞台通算6度目となった今回のマウンドでは「球数」を意識してのストライク投球を大事にした。冬の間に磨きをかけたのは変化球の制球力。相手のミスに乗じて1点を先制してもらった初回は、真っすぐを多めに試しながら見逃し三振と内野ゴロ2つで15球発進…

 

二回はスライダーを操りながら13球で三者凡退、只石貫太のエンタイトルツーベースでリードを2点に広げた三回は2安打され迎えた一死一、三塁のピンチで一番・筒井海斗(3年)を併殺網に引っ掛けた。

 

小雪が舞う中でも指先の感覚は確かだったようだ。四回からはスプリットも効果的に使った。七回を終えて球数85、被安打4、与死球1の無四球…

 

だが、八回には先頭の六番・箕浦充輝(3年)を迎えてこの日、初めて3ボールナッシングにした。1球ストライクのあとの5球目は、代わったばかりのセカンドに転がされてこれが”ワンヒットワンエラー”となった。

送りバントも決められて一死三塁。ここで左打席に代打・岡村翼を迎えると、またボールが3つ続いて3-1となり、ファウルでフルカウント持ち込んだものの初めての四球を許した。

 

一死一、三塁、打席には2年生の九番、右打者の片井翔太。2度、牽制球を投げ様子を窺いながら初球を投じたと思ったら、ここで代走・勝山眞宏(3年)に、いきなり二盗を決められた。

広陵の2点目も三盗絡み。このケースでは四番・只石貫太の初球で相手ベンチの虚を突く形になった。高知ベンチは大事な場面できっちりお返ししてきたことになる。

 

このワンプレーは広陵バッテリーに微妙な影響を与えたはずだ。片井翔太への2球目はスプリットで空振り。ここで三本間に箕浦充輝を挟んだまでは良かったが、只石貫太の三塁送球が走者を直撃してミスミス1点差に詰め寄られた。

なおも一死三塁のピンチ、流れは高知サイドに傾きかけたが、ここで踏ん張るのが広陵バッテリーの真骨頂!そのあとわずか5球でピンチを脱出、片山翔太はスライダーで空振り三振、筒井海斗は内角の真っ直ぐで三邪飛に仕留めた。

 

九回、追加点の欲しい広陵は勝負どころでまた足を使った。

先頭の代打・枡岡憲志(3年)が初球を叩いて左前打で出塁。次打者の高尾響がバントを2つファウルにしてボールカウント1ー2となった。なおもバントの構えを見せるエースは4球の変化球を見送り、同時に代走の空輝星(2年)が二塁を陥れた。5球目で送りバント成功。一死三塁となって次打者・白髪零士の初球打ちは強烈なラインドライブがかかりレフトのグラブを弾いて貴重な3点目が入った。

 

三回に続き、五回にも二盗を決めた広陵だが、しかし七回には浜本遥大がチーム3つ目の二盗をマークしたあと三盗を試みて刺されていた。八回に走られてから失点したことと合わせて、借りは即座に返すのが”中井流”か?

 

一方、九回のマウンドに上がった高尾響は、2アウト無走者で四番・谷口隼斗を迎えてもなお全力投球だった。1ボールから142キロで空振りを奪い、140キロを内角に投じて追い込むと、スライダーで空振り三振!相手の得点源を3三振と投ゴロ併殺打に封じるなど自己最多の11奪三振をマークしつつ球数117で9回を投げ切った。

 

試合後の高尾響
初回からいい流れができて、自分のピッチングが最後までできた。真っすぐが走っていて、あまり不利なカウントにならないのがよかった。(今日は何点と聞かれて)90点です。(残り10点は?の問いに)不利なカウントに何回かなったので…(加えて八回は)エラーが出たあと自分が切り替えないといけない。打たせて取るよりも三振を取るべきだった。打たせて取るのは初めてからテーマにしていたけど、あの場面はやはり三振を取ろうと思っていた。特に四番は警戒して注意する相手だったので、きょうはうまくいなして三振を取れてよかった。去年春と夏はあとひとつ、というところで毎回ダメになってしまったのでこの春は日本一を目指します。

 

ひろスポ!関連記事
(加筆済)広陵vs慶応はこれぞ高校野球の醍醐味…というハイクオリティな2時間58分に…第105回全国高校野球選手権記念大会第10日 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)

 

LINEで送る

シェアしてお友達にもこのニュースを教えよう!

ひろスポ!の情報を逃さずチェック!

※SSL暗号化通信で登録します。
※メルマガはいつでも解除出来ます。
  • 6

    レッドヘル

  • 1

    医療法人社団飛翔会

  • 5

    アイフット

  • 4

  • 2

  • 3

有料メルマガ配信案内