画像は地元開幕戦に2万8078人を集めたマツダスタジアム
4月2日 〇2-1ヤクルト(マツダスタジアム)
ヤクルト 000 000 010・1
広 島 000 000 11X ・2
広島通算4試合2勝2敗
18時開始・2時間56分、28,078人
相手先発 小澤6回2安打無失点
広島本塁打 -
ヤクルト本塁打 -
広島登録抹消 △床田△コルニエル▼河野
広島スタメン
一番センター野間
二番サード田中
三番ショート小園
四番ファースト堂林
五番レフト秋山
六番キャッチャー坂倉
七番ライト田村
八番セカンド菊池
九番ピッチャー床田7回115球4安打無失点
〇島内(3試合1勝1敗)
S栗林(2試合1S)
広島は地元開幕戦を勝ち切って、まずは勝率5割とした。
ヤクルト先発は右サイドスローの小澤だったが、スタメンは2日前のDeNA戦(先発は大貫)の時と一番から八番までいっしょ。
初回には小園、三回には田村が二盗を試みて失敗するなど四回までは二塁を踏めず、五回には、暴投で初めて二塁に進んだ坂倉を置いて田村が空振り三振…
打線の援護がない中、床田は七回までゼロを並べて、これでオープン戦から計17イニング無失点!テンポの良さと、ゾーンで勝負(1四球のみ)する投球が冴えた。
広島打線はその裏、ヤクルト二番手の大西に対して一死から小園が四球で出塁。続く堂林は空振り三振に倒れたがラストボールがショートバウンドしたのを見て小園は二盗を成功させた。
この走塁。広島が2月の沖縄キャンプで”磨きをかけてきた”もの。シート打撃の中で投球がショートバウンドした際には必ず一塁走者がスタートを切る!という練習を積み、オープン戦でも試していた。
ここでヤクルトは嘉弥真にスイッチしたが、秋山が外角球を見事、ライト前に打ち返して待望の先制点が入った。
しかし八回を任された島内は真っすぐの軌道がブレブレで二番・西川に同点犠飛を許し、その後は二死満塁まで追い込まれ何とか1失点で踏ん張る、という苦しい…
その裏、試合の流れを一振りで引き戻したのは、開幕からスタメン出場を続けながらヒットの出ていない田村だった。ヤクルト三番手・清水から14打席目にして初ヒット。2ストライクと追い込まれながらセンター左へ、うまくバットに乗せて落とすことができた(代走に久保修)。
菊池が送って一死二塁。代打の切り札、松山は遊ゴロに倒れたが、オープン戦打率・091だった野間がインローの難しい球を捉えてライトオーバーの勝ち越し三塁打を放つと、九回の栗林が締めて終盤勝負をモノにした。(ひろスポ!取材班&田辺一球)