画像は九里
4月19日 △0-0巨人<延長12回>(マツダスタジアム)
巨人 000 000 000 000・0
広島 000 000 00 0 000・0
広島通算17試合7勝9敗1分け(勝ったヤクルトと同率4位、首位中日まで3差)
18時1分開始・3時間58分、28,558人
相手先発 戸郷7回4安打無失点
広島本塁打 -
巨人本塁打 -
広島登録抹消 -
広島スタメン
一番レフト秋山
二番セカンド菊池
三番センター野間
四番ファースト堂林
五番サード小園
六番キャッチャー坂倉
七番ライト田村
八番ショート矢野
九番ピッチャー九里6回109球2安打無失点
H矢崎
H島内
H栗林
H益田
H塹江
H中崎
黒原
一週間前の東京ドームと同じ、広島・九里と巨人・戸郷の投げ合い。
前回は九里が5回2/3、8安打9失点で負け投手。戸郷は8安打4失点で五回降板だったが、今回は6回2安打の九里に対して戸郷も7回2安打ピッチング。
以降は互いにブルペン陣をつぎ込んでのスコアレスドローに終わった。
無失点リレーは誰かがコケたら繋がらなくなる。そういう意味では両軍とも素晴らしいのだが、巨人のクオリティーの高さには驚かされる。
二番手の高梨13球、そのあとも船迫14球、西舘14球、ケラー11球、横川9球でフィニッシュ。広島打線が八回以降、ヒットを打てたのは、二俣が高梨からプロ初安打したのと延長十二回の坂倉の内野安打、この2本だけだった。
気になるのは初の開幕投手を務めた九里の現状だ。
開幕戦(DeNA戦)は7回3失点、度会に許した3ランが致命傷となって勝てず。
翌週にはマツダスタジアムで中日・柳と投げ合って8回1失点、自責0で負け投手。
今回は、東京ドームでの炎上劇からきっちり元の形に戻したのにまた勝てなかった。
当然、タイトルのひとつやふたつは奪う勢いで入ったはずなのに、89+92+94+109=384球がチームの勝ちに結びついていない。昨季、両リーグトップを記録したイニング数(174回1/3)も伸びてこない。
広島では前日18日に先発で2勝していたアドゥワの出場選手登録が抹消され、先発ローテの中で1勝しているのは床田だけ…それだけに九里としてはまずは1勝目、が次回の大目標になる。(ひろスポ!取材班&田辺一球)