画像は三輪選手、多彩なクイック攻撃が光る
令和6年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権
ファイナルラウンド 2回戦
2022年12月13日(金)、大阪府大阪市・asueアリーナ大阪(大阪中央体育館)
vs 北海道イエロースターズ(Vチーム)
今年の天皇杯の会場はAsueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
今年の天皇杯ファイナルラウンドは、変更部分が大きく、
まずは、場所が関東(大田区総合体育館や高崎アリーナ、東京体育館など)から大阪に変更になっています。…これは、いつもゴールデンウィークに大阪中央体育館で行っている「黒鷲旗」が、今季からSVリーグに変わって、レギュラーラウンドの試合数が増えたため、ファイナルラウンドがゴールデンウィークに掛かってしまうため、今年5月に開催したものが「最後」になるのではないか、というウワサがあるため、と思われます。
2件目の変更点は、
2週に開催を分けるのはまぁ同じなのですが、昨季まで、1週目が1回戦、2回戦、準々決勝。2週目が準決勝、決勝,だったところを、
今年は、1週目を(木)開始で、(木)1回戦、(金)2回戦、(土)準々決勝、(日)準決勝までやってしまう。1回戦から出ているチームは勝てば4連戦。2回戦から出場のSVチームも3連戦を覚悟して戦うことになる。
2週目は(土)に女子の決勝、(日)男子の決勝。
…大丈夫かな、来週の(土)。
今日も、全席自由席のスタンド席、入って右手側半分はほぼほぼギュウギュウ。左半分(女子側)ガラガラだったんですよね…。反対になることも過去にはあったと思うけど、ハイキュー‼︎以降は男子バレー先行な気がしますねぇ。
V1(2023-24リーグ)上位8チームは初戦はシード。2日目からの登場です。
旧V1リーグは10チームなので、9位10位のチームはどうしたか、というと、地方ラウンドの予選から出場しています。
VC長野は「北信越ブロックラウンド」を優勝して決勝ラウンド1回戦に進出。
ヴォレアス北海道は「北海道ブロックラウンド」に出場して、決勝で『北海道イエロースターズ』に敗れ、北海道ブロック代表としては『北海道イエロースターズ』が出てきたわけです。
北海道イエロースターズは昨日の1回戦から登場。九州ブロックB代表の長崎国際大学を破って2回戦に進んできました。
大学リーグも戦術も良いしメンツも揃っているんだが、Vリーグ(昨季までのV2)もいいんですよね。高校バレーも強い!中国ブロック大会も、今回決勝ラウンドに出場した東亜大学と決勝戦を戦ったのは高川学園高校(ウチのミワァと西村くんの母校)だし。本当にレベル高い。
1回戦だったので私は現地では見れませんでしたが、四国ブロック代表で「愛媛クラブ」という地域のクラブチーム(確か、国体にも出てたとー思う)が出場していて、もとJTの中島健太選手が出場していました!黒鷲旗は「選抜選手権」なのでクラブチームがでることはまず無いのですが、国体時期と並行して行われる地方での天皇杯ブロックラウンドには参加可能なので、面白いです。大学OBで作ったと思われるクラブチームも予選には登場しており、バレーボール人口が増えていると実感します。逆に、広島は元JTがあるのでクラブチームの数は少ない、かなぁ。9人制もありますからね。
1回戦を勝ち上がって2回戦に進んだ大学が結構あり、東海大学、中央大学、中京大学、天理大学。Vの北海道イエロースターズ、アイシンテルマーレ、クボタスピアーズ、SVのVC長野。どこも、レシーブの基礎がきっちりしており、ブロックに掛けられたとしてもドシャット以外は繋いでくる。レシーブの美しい基本形は大学生の方がまだ維持してましたね。本当に美しい😍
男子バレーは下地が『ハイキュー‼︎』でいい感じに固められて、その上に色んな面白いことが出来ていってる感じ。偉大なる作品だなぁ『ハイキュー‼︎』は。
さぁ!北海道イエロースターズ相手に今日の試合の結果はどうだった?!
25-17
25-20
25-18
セットカウント3-0で勝利!!
明日の準々決勝にコマを進めました。
ベンチに入っていた選手は全員コートに立ち、まさに「全員バレー」を体現しました。
今日のスターティングメンバーは
OH:新井、山本将平
MB:三輪、安永
OP:ロケ
S:金子
L:高木啓士郎
先週の福山大会GAME2の後カメホさんが手を痛がっておられて、サイン会もカメホさんの代わりにロケさんが参加されたし。大きな故障じゃなければいいんだけど。今日はカメホさんはベンチにも居なかったです。
その代わり(?!)に、福山大会以降はチームを離脱する、と言っていた我らが主将・慎さんが松葉杖ついてチームに帯同してくれてました。
ベンチ入りは、武智、熊倉、西、坂下、前田、阿部、L西村信。
第1セット開始のメンバーは上記の通り。新井→坂下。
第2セットは、スタートは前セットのままだったので「このままいくのねぇ…」と思っていたら、リリサで阿部。OHの対角は将平、坂下だった気がする(記憶が曖昧(苦笑))。
第3セットは、S前田、L西村、OPクマさん、MBヤス、西、OH武智、坂下。
安永選手の速攻攻撃で1点目を入れる
堅実な守りでチームを支えるリベロ高木選手
高い位置からスパイクを決めるロケ選手
3セット目からロケ選手に替わって出場した熊倉選手も力強いスパイクを決める
こういうやり方他のSVチームもやってたんですけどね。なんせ、勝ち上がりたければ3連戦必須ですから。
サントリーは天理大に1セットダウンして3セット目からムセルスキーを投入。
東レはベスメンで第1セットは東亜大だが10点しか(相手のミスによる得点がなければ1桁でしたね…)取れなかったし、徐々にメインメンバーを休ませる方針に。でも1セットダウンしたので結局助っ人2人もセッターも戻すことになりました。
小澤監督の東海大学、粘りと攻めるサーブを持ったいいチームを作っておられました!お元気そうでした。新進気鋭の中京大学は往年の名選手青山繁さんが監督。固い守りとキメ切る力のあるアタッカーのバランスの良いチームでしたね大学チームは「負けん気」というか、「向かっていく気持ち」がすごく良くて、どのチームも素晴らしかったです。
我らがサンダーズですが、
過去の天皇杯でも、シードされてて2回戦から登場して、大学生やV2に負けてしまい初戦敗退、ということは、あったんですね(昨日の女子では、実に4チーム!1〜8までのシードのうちの半分が初戦で姿を消しました。第1シード、昨年度覇者のNECが筑波大学にフル負けするという波乱がすぐ横で起こっていました)。
今のサンダーズは、自分で言うのもなんなんですが、
選手一人一人の特色はあれど、どの選手が出ても遜色なく力を出せている感じです。
先発陣の選出、ベンチ入り、交代のタイミング、タイムアウトのタイミング、多分チームメンバーが納得出来ているのでしょう。雰囲気にバタつきがなくなったですね。
それでも、今日はカメホさんがメンバーにおらず、慎さんは居てくれるけどコートに立てるわけじゃ無い。トーナメント方式の怖いところは、やり直しは効かないってところ。
珍しく、1セットの頭からスタメンで出て、将平さんが緊張してるのがわかりました。
途中からレセプションも表情も安定しましたが。将平さんでも顔がガチガチになることあるんだなぁ。それでも声掛けはしているとこがさすがの将平さんっす。
平均身長の問題から、ロキさんのアタックはブロックの上からフリーで打ち込んでる感じだったので、凄い音立ててコートにブッ刺さってましたね。
あと、どのセットも、どこかで(ロケさんのサーブ、金子くんのサーブ、新井くんのサーブ、前田さんのサーブ、坂下くんのサーブ…)ブレイクをしながら、時々ブロック!で静かに抜け出していましたね。派手さはロケさんのスパイクくらい(笑)。
粘り負けすることが少なくなってきたのも、このチームがまとまってきた、ということかな、と思いました。
ハビさん監督も、競っている場面でのサーブミスとかには「ガッデーーーム!!」と怒りの表情にアクションまでついて怒って💢いましたが、概ね、攻撃や守りに対して拍手👏してることが多かったですね。
土曜日は、準々決勝。
ウルフドッグス名古屋と対戦です。
リベンジじゃ!!
試合は12:00開始!
みんなで、会場で、配信で、応援しよう!!
頑張れ!広島サンダーズ!
頑張ろう!NIPPON!
頑張ろう!能登!
(ちゃこ)