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2025年02月17日
編集部

内田湘大5の4一面ニュースの前に霞む5打席4タコの中村奨成の現在地

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中村奨成
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    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は中村奨成、キャンプで使うマスコットバットは”金”だが、打撃も金色の輝きを見せるか?

 

ひろスポ!担当者は。もう30年以上、歴代カープナインをこの目で見て来た…

 

なので、いろいろな角度から各選手の置かれた状況や立場、今後の課題やこれから羽ばたく道筋などを”勝手に”推察、予想することができる(かもしれない)。

 

それで言うと、2017年のドラフト1位、今季8年目を迎える中村奨成の現在地は、早や土俵際…

 

ひろスポ!は過去、中村奨成に関してほとんど明るいニュースは報じてこなかった。

 

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試合でのパフォーマンスを支えるのは日々の練習態度、日々の練習を支えるのは日常生活。その土台の部分で入団当時から”舐めたような態度”が目立っていたからだ。結果、坂倉将吾との捕手争いに敗れ、今では外野手一本勝負!

 

だが、過去は過去。あとは本人次第…

 

しかし、2月キャンプイン以降の結果はもうひとつ

 

中村奨成の実戦成績

紅白戦(2月9日、天福球場)
白組三番DH…遊ゴロ、初球打ちボテボテの右前打、平凡な中飛

紅白戦(2月10日、天福球場)
紅組三番DH…初球打ち左飛、四球、1ボールから遊ゴロ、快音右前打、四球

阪神との練習試合(2月16日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)
七番ライト
第1打席…一死一、三塁で3-1から伊藤将司の前に浅い中飛、そのあと八番・内田湘大が適時打

第2打席…先頭打者で自由に打てる状況で茨木秀俊の前に右飛

第3打席…一死二塁で制球難のベタンセスから四球を選ぶ、そのあと内田湘大が救援した石黒佑弥から右中間へ2点二塁打

第4打席…無死一塁で育成右腕の松原快の前に8球目二ゴロで二塁封殺、そのあと内田湘大が左中間に適時二塁打

第5打席…一死無走者で左腕の川原陸の前に141キロに詰まらされて二飛、そのあと内田湘大は高目の140キロをセンター右にヒット

 

当然ながらきょう17日のスポニチやデイリースポーツ(ともに広島売り)では内田湘大が一面を飾っていた。だが、このタイミングで本来なら「中村奨成と内田湘大、共演!」が正解だろう。

 

なぜ内田湘大にはできて、中村奨成にはできないのか?

 

では、なぜ内田湘大にはできて、中村奨成にはできないのか?

日南キャンプで野手には「振る数」に重点が置かれ、ロングティ―も連日メニューに組み込まれた。内田湘大もかっ飛ばすが、中村奨成はもっと飛ばす。あとは、試合でそれを実践するだけ。それが中村奨成にはなかなか難しい。昨季、二軍で打ちまくって、一軍に呼ばれたらさっぱりだった、のといっしょ…緩急をつけられたり、インハイやアウトロー、落ちるボールで攻められても塁に出ないと、あるいは走者を還さないと、練習する意味はない。

 

技術的にはスタンスを狭めて(鈴木誠也の訓え、というが誠也でなくても、みんなそう思ってたはず、要するに本人が納得してやるか、どうか)軸回転が使えるようになった内田湘大と、相変わらず、構えた時に体重を右足に乗せているようで、それほどでもなく自分から投球とガッチンコして打球が飛ばない中村奨成…(…のように見える)

 

だが、もっと大事なことがある。中村奨成はこの1月で2年連続で新井貴浩監督直伝?の護摩行に挑んだのではあるが、そこでいったい何を体得したのか?

 

日南キャンプ初日は雨だった。翌2月2日、野手は天福球場で初のフリー打撃となった。その際、中村奨成はピッチングマシンの球が内角に来るもんで、自打球が足に当たり、不満そうな顔をモロに出した。マシンに球入れしている裏方さんに落ち度がないにも関わらず、だ。

 

まず、それがダメ!自打球しか打てない自分を責めるべきではないか?内角の際どい球をさばく、またとない練習のはずでは?

 

新井貴浩監督は、各自の人間性も含めてトータルで評価を下すはずだ。昨季、中村奨成はキャリアハイの70打席に立つことができたのは指揮官の”親心”、あるいは松田元オーナーの”特別枠指定”、そのどちらか、かその両方だろう。

 

長々とここまで書いてきたことが正しかったか、あるいは不正解で中村奨成のバットが大爆発するか?それは誰にも分からない。

 

ただレフトを守るファビアンは、昨季の両外国人と比べればそこそこやりそうだし、首脳陣も使うだろう。外野の枠はほとんどないと言っていい。センターは日南から着々と上積みしている秋山翔吾が譲らない構えでいるし、残るライトは、日南で2月3日に左手を痛めた田村俊介がそのせいなのか、どうなのかこのところさっぱりだが、ほかにも中村貴浩、末包昇大、中村健人がいて、日南組にはもちろん野間峻祥もいるし、”逆襲”の機会をうかがう久保修もいる。

 

この競争に生き残るためには心技体の充実が求められる。

 

沖縄入り後の対外試合2戦でフル打席をもらえたのは韮澤雄也、林晃汰、仲田侑仁、二俣翔一、中村健人、そして中村奨成だけ。チャンスをもらえるのは幸せなこと、生かすも殺すも自分しだい…
(ひろスポ!キャンプ取材班&田辺一球)

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