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2025年02月24日
編集部

もうすぐ”絶滅”するスポーツ紙に替わりひろスポ!がポイントを説く…毎年同じことの繰り返し、まともにストライクが入らない斉藤優汰の場合

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斉藤優汰
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画像は斉藤優汰

 

ひろスポ!は2月19日にこの記事↓をアップした。

 

 

もうすぐ”絶滅”するスポーツ紙に替わりひろスポ!がポイントを説く…まっ直ぐ連続5球でも打てない侍J刃こぼれ?田村俊介の場合 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア

 

 

「もうすぐ“絶滅”」は穏やかではないが、現状ではどんどんスポーツ紙市場は縮んでいる。一般紙の壊滅ペース以上のスピードで、だ。例えば広島市内のあるコンビニにはスポーツ各紙はだいたい5部ずつ置いてあり(かつては10部ずつだった)、日付が変わるころになってもほとんど売れ残っている。

1990年代半ばのスポーツ紙は競馬人気などを追い風に売れまくり…

 

ひろスポ!取材班は熱心に?数紙を購入している。…なのでそのコンビニで売れた大半がひろスポ!購入分だったりする。みなさんはコンビニでスポーツ紙を買う人(特に10代、20代、30代)をどれだけ見かけるだろうか?

 

 

広島では1994年にアジア大会が開催された。1995年の福岡ユニバーシアードを経て1996年にはアトランタ五輪があった。ひろスポ!取材班には、その全てを“記者として”取材してきたノウハウがあるが、当時、スポーツ紙は我が世の春を謳歌していた。JRAはテレビでふんだんにCMを流し、大相撲人気が頂点に達していた時代…

 

 

元日刊スポーツ記者の松田隆さんによるこの「令和電子瓦版」記事↓に“内情”がよくまとめてあるので引用させていただく。

スポーツ紙の発行部数激減 深刻な人材流出 | 令和電子瓦版

 

 

前置きが長くなったが、ひろスポ!では今回<もうすぐ”絶滅”するスポーツ紙に替わりひろスポ!がポイントを説く…毎年同じことの繰り返し、まともにストライクが入らない斉藤優汰の場合 >をアップする。

 

ネット媒体台頭で変化した読者ニーズ

 

言いたいことはただひとつ。「開幕ローテ入りへ」とか「〇〇も太鼓判」とか、毎年のように斉藤優汰を持ち上げてきたスポーツ紙が2月24日紙面で、その投球内容について触れていないことがダメ、なのである。松田隆さんは、スポーツ紙記者の資質についても述べておられるが、まともなデスクなら“そこ”を求めないといけない。だって、自分たちで散々盛り上げてきたのだから…

 

 

23日の巨人とのオープン戦(沖縄セルラースタジアム那覇)で四回、二番手で登板した斉藤優汰は語るも無残は結果となった。もう詳細は省くが2回39球を投げて4安打1四球2失点。その立ち上がり、内野安打されたあとは暴投、四球、ヒット、連続タイムリー暴投…暴投はフォークとカーブを叩きつけたもの。両軍ベンチだけでなく見ていたファンの目もテンになったことだろう。

 

そして斉藤優汰に誰よりも拘った、というか今や侍ジャパン打線の中核である森下翔太(阪神)獲得を蹴ってまでドラフト1位指名したカープの松田元オーナーも…(言っておくが12球団でオーナー自らがドラフト会議に出席するのは広島だけだ)

 

付け加えるなら新井貴浩監督も、ベンチで祈るように見守りながら、しかし納得したことだろう。<オーナー特別枠>じゃなければ、とてもこの日、投げたりはしないだろうから…

 

 

そのな期待のプロ3年目、若き右腕の大ピンチ、をスルーのがスポーツ紙のやり方。きょう付の広島売りスポニチとデイリースポーツを確認したが、斉藤優汰のことがぜんぜん載っていない。同じように右腕をプッシュしてきた中国新聞は、五反田康彦記者の署名入りコラムでその現在地を紹介していて最低限のバランス感覚を維持している。

 

 

この3紙は広島ではカープ球団の“大本営発表”をそのままタレ流す?与党紙として(この業界では…読者はそんなこと知らないだろうけど…)知られている。

 

 

カープ球団に何の忖度もしないひろスポ!では、斉藤優汰に関しては最初から<一軍レベルに非ず>と言い続けている。もちろん、五反田記者が紙面で記しているような課題を克服すれば、黒田博樹球団アドバイザーに負けない“剛腕”誕生だ。

 

 

その時々で、選手はどんどん変化していく。期待したいのは山々だが、しかしダメなものはダメであり、とても無理な段階で「開幕一軍」などという見出しを取るのは<報道>としてはNGだ。

 

 

では、なぜそうするのか?

 

 

カープ球団との関係を良好に保ちたいから、そして売上を何とかしたいから。

 

 

番記者たちや担当デスクが、まともな判断をできないままだから<絶滅>の時期は早まるばかり。最強のはずだった恐竜たちは小惑星衝突で姿を消し、その替わりに鳥類が哺乳類らと栄える時代になったように、スマートフォンの直撃という第一波に続きコロナ禍の直撃を受け危機的状況に追い込まれた国内新聞業界。新種“ネット属”の繁栄の前に、姿(紙媒体)を消す前に進化のための新たな翼を手にすることはできるだろうか?(ひろスポ!「スポーツとメディア」取材班&田辺一球)

 

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