画像はエスコンフィールド北海道を訪れたカープファン
6月14日 ●0-5日本ハム(エスコンフィールド北海道)
広 島 000 000 000・0
日本ハム 012 100 10X ・5
広島通算60試合30勝28敗2分け(首位阪神まで3・5差、3位変わらず)
14時開始・2時間59分、33,574人
相手先発 〇細野晴希6回2安打無失点
広島本塁打 -
日本ハム本塁打 野村佑希7号ソロ、レイエス14号2ラン、郡司裕也4号ソロ
広島スタメン
一番サード上本崇司
二番センター中村奨成
三番レフトファビアン
四番ファーストモンテロ
五番セカンド小園海斗
六番ライト末包昇大
七番DH坂倉将吾
八番キャッチャー石原貴規
九番ショート矢野雅哉
ピッチャー●床田寛樹5回87球8安打4失点(自責4)
岡本駿
高橋昂也
長谷部銀次
「強い広島さんに勝てたのでコメントは何もございません」
新庄剛志監督の、試合後に球団広報を通して発表されたこのコメントが全てだった。
2023年シーズンは2-3、0-1、2-7のスコアで本拠地全敗…赤い色に対する警戒心はいっそう強くなっていただろう。スタンドのカープファンの存在もプレッシャーになっていたかも?
敗れた新井貴浩監督は、潔く白旗を上げるしかなかった。2年目左腕の細野晴希に6回無失点の快投を許してプロ初勝利をプレゼントした。終わってみれば計4安打、毎回のスタメン全員15三振はセ・リーグ初の珍事…零封負けは6度目となった。
戦前の予想では有利と見られていた床田寛樹の方は二回、先頭の野村佑希にこの日投じた17球目をレフトスタンドへ運ばれて躓いた。内角へ投じたカットボールをうまくさばかれた。
続く三回には二死二塁でレイエスに投じた初球124キロを、相手の腕が伸びきったところで振り切られた。左中間への大きな打球はフェン直か?それとも柵越えか?が微妙だったため、審判団のビデオ検証を経て14号2ラン”認定”となった。
四回には、また先頭の郡司裕也にレフトへ高々と打ち上げられた。その瞬間、床田寛樹の口が「あーっ」というリアクションを見せ、フェンスを背にジャンプするレフト・ファビアンの向こうへ白球が消えた。自身2年ぶりとなる1試合3発も、3イニング連発というのではさすがに厳し過ぎる。
初戦は伊藤大海が被安打10の6失点で負け投手。この日は床田寛樹が負け投手。あすの予告先発は広島が森翔平、日本ハムが金村尚真でどんな結末になるだろうか…(ひろスポ!取材班&田辺一球)