画像中央は1月22日、エフピコアリーナふくやまであた桃園パウイアンパイロッツ戦で指揮を執る朝山正悟ヘッドコーチ
東アジア王者じゃ、ドラフラ勝ちじゃけー!
広島ドラゴンフライズがバスケットボール男子の東アジアスーパーリーグ(EASL)で東アジアの頂点に立った。もちろんクラブ史上初の快挙!優勝賞金は100万ドル。18得点11リバウンド4アシスト3ブロックと大一番で存分に暴れたドウェイン・エバンスがMVPを受賞した。
決勝は3月9日、マカオ特別行政区の複合施設「マカオ・スタジオシティ」多目的アリーナ「イベントセンター」で行われた。相手は7日の準決勝で琉球ゴールデンキングスを倒した桃園パウイアンパイロッツ(台湾)で72-68のスコアで押し切った。広島ドラゴンフライズは1月22日の桃園パウイアンパイロッツ戦(エフピコアリーナふくやま)でも95-92のスコアで逃げ切るなど1次リーグでは2戦2勝をマークしていた。
広島ドラゴンフライズのメンバーは「Bリーグを代表して、日本がBリーグが強いことを証明する!」を合言葉にこの大会に臨み、見事、有言実行となった。Bリーグとしては昨シーズンの千葉ジェッツに続く連覇となった。
3位決定戦に回った琉球ゴールデンキングスはニュータイペイキングス(台湾)に80-84で敗れた。
EASL決勝戦
広島ドラゴンフライズ 72-68 桃園パウイアンパイロッツ
1Q:19-18
2Q:16-11
3Q:16-20
4Q: 21-19
【スターター】
広島:ケリー・ブラックシアー・ジュニア、中村拓人、ドウェイン・エバンス、山崎稜、三谷桂司朗
桃園:Alec BROWN、Treveon GRAHAM、LIN Cheng、PAI Yao-Cheng、LU Chun-Hsiang
EASLファイナル4 決勝戦。第1クォーター、中村拓人の3ポイントで先手を取った広島はドウェイン・エバンスの好守に渡る勢力なプレーでリズムを作り、途中からは寺嶋良もコートへ。拮抗した展開で第1クォーターを終えると、第2クォーターには桃園に6-0のランを許して逆転されるも、広島も13-0のランで返して再びリードを奪い。35-29で前半を終えた。
第3クォーターの開始でリードを13点まで広げた広島だったが、桃園に3本の3ポイントを許し、51-49で第4クォーターへ。お互い点を取っては取り返す展開となり残り1分、桃園#24 Treveon GRAHAMの連続得点で広島はとうとう逆転を許してしまう…
残り25秒、広島のセットプレーからドウェイン・エバンスがゴール下で得点して再び逆転!ファウルゲームを仕掛ける桃園に対し、広島はフリースローで得点して70-68。桃園最後の攻撃に渡部琉がスティールを仕掛けて、そのままレイアップで値千金の得点!最後のブザーが鳴って72-68で広島がEASL優勝を決めた。
…だが歓喜の時間は一瞬…広島には中2日で水曜日にはBリーグに戻りAWAYでの茨城戦が待っている。この勢いのままBリーグレギュラーシーズンの巻き返しへ…それが広島ドラゴンフライズブースターの願い…
朝山正悟HCのコメント
この素晴らしい大会で優勝できたことを嬉しく思う。ここまで苦しい戦いが何度もあったが、スタッフも含めてチーム全員で勝ち取った勝利だと思う。今日もタフな試合で、ディフェンスのゲームになると予想していたが、選手たちは集中力を切らさず40分間戦い続けてくれた。
山崎稜コメント
優勝できて本当に嬉しい。特に、若手選手たちがファイナル4を迎える前から良い状態でステップアップしてくれた。ファイナル4を通じて更に成長が見られ、彼らの活躍は自分も嬉しい。自分が上手くいかない時こそ、ベンチメンバーが活躍してくれたことはチームの大きな助けとなり、チーム全体のレベルアップにつながった。全員が活躍して掴み取った優勝を心から嬉しく思う。
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