画像は平川理恵前教育長、その口から大学等進学時の広島の若者の流出が致命的になっているから対処したい、との発言をひろスポ!は聞いたことがなかった
ひろスポ!が湯崎英彦知事のトップとしての振舞いにNGを突き付けるのには訳がある。
今回の一件でもそれがはっきりした。4年連続、県外転出者全国ワーストだけでも湯崎英彦知事は万死に値するのではあるが、きょう3月21日正午前後、中国新聞が「広島県の転出超過 大学・短大進学時15年ぶり2000人台 2004年度県外進学志向の高まりか」のヘッドラインで以下の内容をネットニュースにアップした。
・高校から大学等への進学時の転出超過2121人、15年ぶり2000人超え
・2024年度、県外転出者は1万711人で4年連続国内最多
・広島県では24年度に「若者の流出要因」を調査→大学等進学時と、新卒時就職と、20代後半から40代のUIターン、の3つのタイミングがある、と分析
・広島県の高等教育担当者が、大学進学時の転出の現状は非常に厳しい、とコメント
……
この件について、湯崎英彦知事と教育長就任以前から懇意の仲にあり、けっきょく多々の問題を残したまま広島から逃げ出したかっこうの平川理恵前教育長が、その任期中に熱心に取り組んだ形跡はたぶんないはずだ。
しかも湯崎英彦知事が初当選したのが2009年の11月だから、それからちょうど15年…見事に今回の若者流出全国ワーストクラスの惨憺たる状況とシンクロしている。県議会はこういうことこそ突っ込んだ方がいい。
それにしても手のつけようがない状況になってから「若者流出要因」を調査する県の教育行政に携わる人たちって、間違いなく立派な学びの道を歩んできたはずなのに、よほどバカなのか!?(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
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