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2014年11月21日
編集部

きょう午前9時からサッカースタジアム検討協議会開催、注目される建設候補地絞り込み、しかし大事なのは「場所決め」だけではない…

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昨年6月から話し合いを重ねてきたサッカースタジアム検討協議会が11月21日、午前9時から広島市中区の広島商工会議所で開催される。一般市民の見学可。

広島にあるべきサッカースタジアムの姿を話合うはずの協議会だが、建設候補地の”場所決め”に話し合いの時間の多くを割き、しかも結論にはいまだに至っていない状況。

協議会の複数の委員は、サンフレッチェ広島がすでに候補地に挙げている「広島市民球場跡地」を建設候補地としたい意向が非常に強いが、一部委員、並びに協議会の三浦会長、山根副会長は「広島市民球場跡地」ありきではない立場を貫いており、関係者の中からは「さまざまなしがらみもあり結局、交通の便の悪い広島みなと公園を協議会として最適地に残すのではないか?」という声もあがっている。

長年、広島が”放置”してきたサッカースタジアムの新設問題はもともと今のエディオンスタジアム広島の交通の便があまりにも悪く、将来的にも改善の余地がほとんどない、というところから始まっている。

その「スタート地点」を考えた場合、夕方のラッシュ時の道路の混雑がすでに慢性化している宇品地区へのスタジアム建設には疑問符がつく、と言わざるをえない。代替公園地の確保や国への助成金返還、駐車場不足の問題など「広島市民球場跡地」では生じない諸課題も多い。

しかし協議会全体としては、前回、建設候補地4カ所を独自の視点で点数化し「広島市民球場跡地は建設コストがかかりすぎる」「広島みなと公園が最高点」というデータを公表。サンフレッチェ広島社長の小谷野委員からは「建設コストはやり方しだいでいくらでも下げることが可能」という主旨の意見も出されはしたが、三浦会長側がそれをしっかり受け止めた形跡はない。

そういう過去のいきさつもあり「建設候補地」がどうなるか?は今回の協議会のポイントのひとつ。ただ、1年半を費やした同協議会はスタジアム建設場所を決めるための組織ではない、ことは言うまでもない。

国内外から人を呼び込み、サッカー競技以外のスポーツ、並びに音楽、文化活動との多目的化、子どもたちの健全育成、広島都心部の新たな集客・交流装置の観点から、かつての広島市民球場がそうだったように、広島市民に夢と希望を与え50年先の子どもたちの財産になる、そんな広島にしかできない「夢の器」作り…、のコンセプトを話し合い、そして示す場としての協議会、設置だったはずなのだが…

新サッカースタジアム問題取材班

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