”広島魂”のモンテディオ山形が下剋上でＪ１昇格、決めたのは前サンフレのＦＷ山崎雅人

サンフレッチェ広島

2014年12月07日: 編集部

Ｊ１昇格プレーオフは12月７日、東京都調布市の味の素スタジアムで決勝を行い、年間順位６位のモンテディオ山形が同３位のジェフ千葉を１―０で下して“下克上”を果たした。山形のＪ１昇格は２０１１年以来４年ぶり。決勝点は前半37分の山崎雅人。山崎は２０１０年、サンフレッチェ広島に期限付き移籍。２０１１年には完全移籍したがシーズン途中から山形に期限付き移籍して２０１２年には完全移籍した。

山形に今季、就任した石崎信弘監督は２００６年の柏レイソル、２０１１年のコンサドーレ札幌に続いて指揮するチームを三度、続けてＪ１に導いた。

大分トリニータ、川崎フロンターレほかＪ１とＪ２で合計6チームを渡り歩き、ＪＦＬ時代にもＮＥＣ山形・モンテディオ山形の指揮を執っている石崎監督の実家は旧広島市民球場そばでバリバリの広島弁を自在に扱う。

一方の千葉は３年連続のプレーオフ進出を果たしながらまたも最後に泣いてＪ１復帰を逃した。

なお、山形は、１３日に行われる天皇杯決勝（日産スタジアム）で年間３冠を目指すＪ１のガンバ大阪とクラブ初タイトルを懸けて対戦する。最後は”広島魂”がガンバ大阪の勢いを止められるか…!?