J1第2ステージ第9節、サンフレッチェ広島対名古屋グランパス(8月29日)
サンフレッチェ広島スタメン
GK 林
DF 塩谷、千葉、水本
MF 青山、森崎和、ミキッチ、ドウグラス、野津田
FW 佐藤寿人
試合開始に合わせるように強い雨が降り始めたエディオンスタジアム広島で、1万3,916人の観衆を前に今季、ホームでは3度目の5得点以上、猛攻の90分を展開して相手を圧倒!8月のホームゲームで2試合連続完封負けのうっ憤も晴らした。
前半6分、右のミキッチからのクロスを飛び込んだドウグラスが頭でコースを変えて先制ゴール。さらに9分、相手ボールを奪ったミキッチがクロス、どフリーの寿人が左足で押し込み2-0…
前半を2-0で折り返したサンフレッチェ広島は後半7分、ドウグラスが左足で強烈なシュートを放ち3-0…。
26分には浅野が自ら奪ったPKをきっちり決めて4-0。
32分、柏のファールから与えたPKを林がよく防いだが、そのあとCKから失点、その2分後にも失点して4-2。
しかし40分に右のミキッチのクロスをドウグラスが再び頭で決めてハットトリック達成となった。佐藤寿人はJ1通算最多記録の157得点についに王手!
第2ステージ首位の鹿島アントラーズがアウェーで川崎フロンターレに3-1で快勝して6連勝をマーク。このためサンフレッチェ広島は勝ち点1差で2位のまま。
一方、年間勝ち点で首位だった浦和レッズはアウェーの横浜Fマリノス戦に0-4で完敗し、年間勝ち点では55で並んだサンフレッチェ広島は得失点差で再びトップに浮上した。
※今季から採用された2ステージ制のプレーオフは「年間勝ち点」で1位のクラブが年間王者に最も近い形の組み合わせとなる。