第68回黒鷲旗 全日本男女選抜バレーボール大会(5月1日から6日まで、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪)で、福山平成大学が全国を舞台に新たな一歩を踏み出した。
同大会男子はVリーグ11チーム、大学4チーム、高校2チームが4組に分かれて争うグループ戦(5月1日から3日)に参加した。
福山平成大学はグループ戦1勝2敗で決勝トーナメント進出は逃した。
5月1日 福山平成大学0-3東レアローズ
5月2日 福山平成大学0-3JTサンダーズ
5月3日 福山平成大学3-0洛南高校(京都)
Vリーグ勢の壁には跳ね返されたが、広島対決となったJTサンダーズ戦では17-25、19-25、14-25のスコアで貴重な経験を積んだ。
福山平成大学は昨年の全日本インカレで準優勝の大躍進を遂げたが、主力の4年生が抜け、現在、運動能力の高い選手をいかに稼働させるか、をテーマに大胆なコンバートにもチャレンジしている。
インカレ優勝の早稲田大学はグループ戦で堺ブレイザーズ、豊田合成トレフェルサ、富士通カワサキレッドスピリッツを倒して決勝トーナメントに進み、準々決勝で東レアローズにセットカウント1-3で敗れたが強敵であることに変わりはない。
福山平成大学としては、コートキャプテンの三好佳介を中心にしていかにチーム力の底上げを図っていくことができるか。最終目標のインカレ制覇に向け、時代が平成から令和になっても、その名を全国の舞台に刻み続けることになる。