画像はJTが誇る、高い3枚ブロック
2022-2023 V.LEAGUE Division 1 MEN
レギュラーラウンド第2週 第3戦/ 全18週 36戦
2022年10月29日(土)大分県大分市・サイクルショップコダマ大州アリーナ(大分市大州総合体育館)
vs 大分三好ヴァイセアドラー(全4対戦初戦)
観客数:900人
サイクルショップコダマ大州アリーナ
開幕第2週に入ります。期待と緊張の初戦カードから、対戦相手が変わります。まぁ今年も「ホーム&アウェイ」方式なので、土日連戦で、対戦カードは週毎にしか変わらないシステムです。
うちらみたいに「JT追っかけファン」は、土日の対戦相手が同じでも連戦観戦するわけですが、バレーをやってる人が観るにもその地域にバレーという催物が来たから観るという人にも、バレーチームの関係者が観るにしても、たくさんのチームが見れた方がいいんじゃないかなぁ、とは思う。
でも、実際に、「ホーム試合」を設定して、運営や観客の動員をホームチームが行うことになった時に、ホームチームではないチーム2チームの対戦の時には観客席がガラガラ、という大変失礼なことが起こっていたのも事実です。
私とかは、JTが出る試合が15:00からだったとして、その前にある試合11:00くらいか?の時からずーーーーーっと体育館に居るわけですよ。国際試合を招致しても、全日本チームが出る試合だけが満員で、それ以外の試合はガラガラ。ってことを日本は平気でやりますもんね。「バレー世界を楽しむ」土台が揺らいでいるので、目当ての誰か見に行く、という感じになるのかなぁ。
肉弾戦ではありません。ボールを床に落としてはいけません。コートの中の仲間とボールを繋いで1・2・3で相手コートに攻撃を仕掛ける。バレーボールは、深くて、面白いぜ!!
今週は、関門海峡を渡りまして、九州唯一のV1チーム 大分三好ヴァイセアドラーと対戦です。さぁ!試合はどうなった?!
25-23
25-23
25-22
セットカウント3-0で、勝利!!
3勝0敗 ポイント9 となりました!
試合の入りの場面で、なんだかチグハグしてて、5点のビハインド…。どうなることかと思ったけど、そういうセットも落とさない!のが、今シーズンのJTなんだよなぁ。
スターティングメンバーは、
OH:ラッセル、坂下
MB:小野寺、安永
OP:ジャン
S:合田
L:唐川
S合田は、第1、2セットはスタートからの起用。
第1セットは途中からS阿部ちゃんに交代。
…ここで阿部ちゃんの配球を読まれてるような被ブロックがあり、この後はS阿部は登場しませんでした。
第2セット途中から、S金子に交代。
S金子になってから、自然にセンター攻撃が増えましたねー。
第3セットは、S金子でスタート。
みなさーーーん!!我らが金子が帰ってきましたよーーーー!!サーブ&ブロックは、本日も健在!
ラッセルのエグいサーブ!!痺れるーーー!今日はサービスエース3本!エース取ってない時でも、レセプした選手が吹っ飛んでいってましたからねぇ。山田が吹っ飛んでいる場合、山田は攻撃枚数に入らんですから、ほんにスゴいことですよねー。
今年のJTの補強は、マジでエグいと思ってまして。中国代表のジャン・チュアンは、破壊力ハンパなーい!!ここ!という場面の決定力!これは本当にスゴい。「任せた!!」と言える存在って、マジでありがたいよ。
失敗した時に、俺の失敗が…、と自責モードに入るとこまでリービンくんを連想させちゃうんだけど、そこをうまく、気持ち良くジャンが打てる環境を作ってると思う。合田さんがコーチ兼任になってて、試合前のパス相手も合田さんがつとめてくれてるし。
アメリカ代表のラッセルは、ホントに素晴らしいオールラウンドプレーヤー。サーブ良し、アタック良し、ブロック良し、レセプ良し👍これで、人柄も良くて、イケメンですよ!!コートに小野寺がいない時にはコートキャプテンはラッセルですし。
チームに口頭警告をもらった時も、ラッセルが説明を聞いて、律儀にベンチに伝えに行ってましたし。マジメ!
ジャンもラッセルも非常に能力の高い選手。それぞれの国のナショナルチームの主軸です。でも、今、コート内でボールを繋いで、セットまで持っていってるのは、うちの子たち。JTサンダーズ広島から龍神NIPPONに選出されているのは小野寺くん1人。
ボールを繋ぐこと。これは、実はうちは得意なんだ。リベロ級のんがいっぱいおるし。でも、最後に決め切る力が足りなかった。
先週も、この「決定力」のとこで、新しい助っ人2人+新井くんで結構イケてる、という話はした。でも、ジャンとラッセルが『しっくり』きてなかったようにも思った、んだよね。
詰まってる、というか。空中でボールが来るのを待っちゃってる、というか。ラッセル、もっと速いハズ。ジャンも多分もうちょっと速いハズ。2人の打点はもっと高いハズ。
金子くんのセットで、ラッセルがbick打った時、「え?!」て感じで、その速さ・タイミングがドンピシャだった。
何よりすごくイイ、と思ったのが、これまでの金子くんなら、ここで「やってヤッタァ!」という感じの反応、だったと思うんだよね。それが、今日は、ものすごーく冷静で、決めた後も、ラッセルにあそこ(高さ・速さ)で良かった?と真顔で聞いてた。
これは、ジャンのバックアタックや、小野寺のクイックでも同じだった。「アタッカーが打ちやすい。それ以上の良いトスは無い。」うん。うん。昨年1年、本当に苦しかったんだけど、S金子成長したんだなー、と思いました。
正セッターの、我らが金子が帰ってきましたよーーー。(2度目)
小野寺選手の高い位置のクイックにしっかり合わせる金子選手のトス
ラッセル選手のきれいなスパイクサーブ
ジャン選手の高い位置からの速いスパイク
小野寺選手をおとりにラッセル選手の速い攻撃が決まる
うちだけではなく、どこのチームも、助っ人の顔ぶれが変わっっているし、ルーキーや移籍加入選手がスタメンで出ていて、連携なんかはまだ手探り状態。ロサノ監督が言われているように「10試合くらい消化したあと」が目処になるような気がします。
JTはヴィスコ監督の頃から「オールラウンドプレーヤー」攻撃と守備両方が得意な選手、と集めてきたと思うんですよ。今のJTはその集大成。守備&攻撃の選手がベンチの中に入りきらなくて、ベンチ外に出ちゃってますから。
金子くんは実はそに最たる部分だと思うんですよ。元高校No.1オポジット。セッターができるだけのセンスを持ち合わせてる。アタッカーとしてもVで通用することは、一昨年シーズンのサントリー戦で見ましたしね。今日も後衛に居た時にバックアタック打ってましたし(ベンチ大盛り上がり!)
守備&攻撃の選手は、その世界レベルを目の前のラッセルから学べます。ジャンは、エースとして決め切ることを、目の前で実践してくれる。こんなイイ環境で、バレーボールが楽しくないハズがない。見てるこっちも楽しい!!!
まだまだ、観戦で応援に行っても、現地の美味しいお店でファン同士が友好を深めて乾杯!ってわけにはいかない感じだけれど、十分に楽しんでるよーーー!!
明日も、大州アリーナで大分三好ヴァイセアドラーと対戦です。明日はスタメン、どうしてくるかなぁ。楽しみです!!頑張れ!JTサンダーズ広島!!
頑張ろう!NIPPON!!(ちゃこ)