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2015年08月07日
編集部

巨人・原監督が手ぐすね引いて待ち受ける東京ドーム3連戦、エース・マエケンらで”歴史的敗戦”を喫した昨年のリベンジなるか?あとがない広島…

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地元で阪神に負け越して借金が後半戦最多の6となった広島は移動日なしの東京ドームで5ゲーム差に離された首位巨人との3連戦でペナントレース生き残りをかけた勝ち越しを狙う。

混セであろうとなかろうと、「借金7」がペナントレース脱落への入り口であることを「ひろスポ!」では早くから取り上げてきた。事実、6月25日の時点で借金が7に達した中日はその後、みるみる黒星が増えて今では借金14だ。(そういう意味では6月に4度も借金8に達した広島の粘りは賞賛に値する)

残り試合も50を切り、広島としては絶対にこれ以上の借金は許されない。ゆえに2勝1敗もNG、最低2勝1敗の成績が求められる。

今夜の予告先発は広島がジョンソン、巨人がポレダ。ともに7月に初対戦を済ませいる。 ジョンソンは8回6安打9三振無失点で勝ち投手。ポレダは8回6安打9三振3失点で負け投手。

ところで今回の広島はジョンソンのあと、マエケン、福井の先発が予想される。 この並びは昨年9月1日から長野、前橋、宇都宮であった巨人3連戦の野村祐輔、マエケン、福井によく似ている。

8月後半に11勝4敗のハイペースで白星を重ねた昨年の広島は貯金12として、この北関東3連戦に意気揚々と臨んだ。

8月、足踏みする原巨人とのゲーム差は1。首位の座はもう手の届くところにあった。

しかし結果は4-9、2-4、0-1のスコアでの3連敗。北関東決戦に敗れた広島を後目に巨人はその2週間後に貯金20としてリーグ3連覇へと加速した。 野村監督が指揮を執ったこの時の広島で緒方監督は野手総合コーチとして、そのすべてを見つめてきた。

…ということは当然、今夜からの東京ドームでの3連戦の持つ意味を誰よりも深く理解している。

もちろん原監督も…。

…ということは今夜の左腕対決がいきなり大きなヤマ場、ということになる。

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