大先輩にあたる小野剛監督の挑戦を受けて立つ森保一監督(中央奥)
第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦、サンフレッチェ広島対ロアッソ熊本戦が10月14日、エディオンスタジアム広島で開催される。
当日券販売開始午後4時、開門午後5時。キックオフは午後7時。
チケット情報、会場アクセス詳細
www.hfa.or.jp/ca/18/95/680/
サンフレッチェ広島は2回戦から参戦。広島経済大学を相手にシュート数24本対4本と圧倒し、柏、浅野2、ドウグラス、青山、野津田2、皆川のゴールで8-0と快勝した。
ロアッソ熊本は2008年よりJ2に昇格。今季はJ2の22チーム中、中位の11位で12勝11分け13敗、得失点差マイナス2。10月10日には、J2首位の大宮アルディージャ戦を相手に3-0で快勝した。
天皇杯は1回戦の福岡大学戦、2回戦のJ3ガイナーレ鳥取戦とも1-0のスコアで勝ち上がってきた。
熊本を指揮する小野剛監督はサンフレッチェ広島監督を2002年から2006年リーグ戦第8戦まで務めた。
広島の森保一監督が現役を引退したのが2004年。またJリーグ監督に必要なS級ライセンスの取得も同年で、2006年6月、ペトロヴィッチ監督が新監督に就任すると9月からトップチームコーチに就任した。
要するに2000年代の広島は小野監督、ペトロヴィッチ監督、森保監督という流れの中でJ1優勝を常に争える力を蓄えてきたことになる。
現在、熊本にはサンフレユース育ちの選手が5人いる。
その顔ぶれはGK原裕太郎、DF大谷尚輝、MF高柳一誠、MF中山雄登、それにFW平繁龍一と多彩な顔ぶれで、古巣相手に当然、モチベーションは高い。
熊本は18日にJ2、カマタマーレ讃岐戦を、広島は17日に年間1位と第2ステージ優勝への大一番、川崎フロンターレ戦(エディオンスタジアム広島)を控えている。
熊本は9月以降のJ2・6試合で失点わずかに3。広島は同じくJ1・4試合で8得点。両監督がどんな顔ぶれをスタメンに揃え、どんなサッカーで勝ち上がりを狙うのか、互いに相手を知り尽くした上での?注目の一戦となる。