多くの市民らが「サッカースタジアム建設に賛成」という旧広島市民球場跡地のある紙屋町から広島市の南側、宇品方面を望む、アクセス抜群の紙屋町からわざわざ宇品方面にスタジアムを”持っていきたがる”本当の理由は何なのか?
いったい、いつになったらできるのか?
もう無理でしょ!
サポーターも広島市民・県民も途方に暮れる!?新サッカースタジアム建設問題。広島市の松井市長も広島県の湯崎知事も、そして広島市もまったく積極的でない?ように外野の目には映っているが、そんな最中、驚くべき事実をひろスポ!では確認した。
その前に…。
サッカースタジアム不要論が広島にあることは十分に承知している。でもそれはナンセンス。
1991年に設立されたJリーグ。その最初の10クラブの中でサッカー専用スタジアムがないホームタウンは広島だけになってしまった。明らかに落ちこぼれ、である。
Jリーグ関係者らも呆れ果てていることだろう。「20年以上を費やしてまだスタジアムのひとつもできないのか!」と…。
ガンバ大阪が広島にかなり付き合ってくれてはいたが、4万人収容の大スタジアムはもう完成間近だ。
ガンバ大阪新スタジアムFB
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サッカー王国のはずの広島は、見事に取り残されてしまった。
ガンバの新スタジアムでは東京五輪サッカー競技の誘致もなされている。それこそ国際平和都市広島に課されたタスクだった。
しかしJリーグが、そして他の自治体やクラブがこの20数年でどんどん新たな展開を迎える中、広島市は秋葉忠利前市長がサッカースタジアム建設に正面から取り組むことなく、施設面でJ1ほぼ最後位に沈む状況のまま、そのバトンは松井一実市長に手渡された。
県もそうだ。藤田雄山知事からバトンを渡された湯崎英彦知事もJ1最後位からのスタートとなった。
2012年、サンフレッチェ広島がJ1制覇した時、優勝パレードのあと湯崎知事も松井市長も”変則的”ではあるものの新スタジアム建設の方向性を2万人もの市民・県民・サポーターの前で約束した。最後位からイッキの巻き返しを図るチャンスだった。…あの話はいったいどうなったのか?
今回、ひろスポ!は「宇品での一連の広島県と地元港湾関係者の話し合いの中で、サッカー場ことがどこにも出てこない」という証言を入手した。「サッカー場の話は?」という地元関係者の問いかけに県の担当者は明確な答えを出すことができないでいる。
だいたい新サッカースタジアム建設の主体となるのは広島市だ。だが、その宇品の地元関係者との話し合いの中に広島市の姿はない。
これだけでもう十分、松井市長も湯崎知事も”約束違反”だろう。
さらに地元関係者が「それでは球場跡地のスタジアム構想の方はどうなっているか」と尋ねても具体的な話はまったく示されない。要するに旧広島市民球場跡地での新サッカースタジアム建設については現段階では何の具体的な動きもない、ということになる。
広島の子どもたちの明るい未来を大きく左右する、新サッカースタジアム問題…
ひろスポ!では7月22日に次の記事をアップした。まさにその通りの展開になっている、ということになる。
松井市長、湯崎知事らトップ会談でサッカースタジアムは”筋書き”通り「宇品へ…」とはいかない切実な事情、このままでは空中分解の可能性大
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ひろスポ!・新サッカースタジアム取材班
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