田中聡(たなか・さとし)
専門学校・美術予備校で講師をするかたわら、広島を中心にイラストレーターとしても活動中。カープやサンフレッチェのイラストを中心に、日々のあれこれをブログに掲載しています。
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野村監督就任から昨年までの4年間、巨人との対戦成績のトータルでは28勝63敗5分、勝率にすればわずかに3割8厘と大きく負け越していました。
年度別の数字は次のとおりです。
2010年 6勝18敗0分 勝率・250 得点110 失点154
2011年 6勝16敗2分 勝率・273 得点61 失点91
2012年 8勝15敗1分 勝率・348 得点49 失点85
2013年 8勝14敗2分 勝率・364 得点84 失点89
2014 年 5勝4敗0分 勝率・556 得点40 失点34
打倒巨人、この勢いで…
まだ半分にも届かない9試合を消化(巨人とは24試合)した時点で2012年の49得点に迫る40得点を挙げ、失点を得点が上回っているのも今季が初めてです。
東京ドームでの3連戦を勝ち越したのも4年ぶりのことです。
苦手意識を払しょくするのは容易ではありませんが、野村監督以下、カープナインはここまでリーグ優勝に向け最大の課題だった「対巨人戦」でも成果を挙げつつあります。
さあ、次は野村カープが同じく課題としてきた交流戦です。
交流戦、カギを握る攻撃陣
昨季は12球団最低のチーム打率と最少得点に攻撃陣が封じられて11勝13敗の8位に終わりました。
ちなみに交流戦の1位がソフトバンクで2位が楽天、3位が巨人。
今回の交流戦はいきなり前回の”王者”との対戦になります。
交流戦ベスト3に入れば日本シリーズ出場の可能性も高いようです。
五月のスタジアムを元気に泳ぎ回ったコイの群れが、大海原へと進んでいきます。