サッカーのワールドカップ、ロシア大会アジア2次予選のためインターバル期間に入っていたJ1リーグがあす4月1日から再開する。
サンフレッチェ広島はベガルタ仙台を迎えて、エディオンスタジアム広島で午後7時30分キックオフ。
森保監督5年目のスタートは、J1開幕から3戦白星なし、のあと第1ステージ第4節の大宮アルディージャ戦(NACK5スタジアム大宮)で5-1のスコアで快勝。いい形でこの11日間を過ごしてきた。
途中、野津田のアルビレックス新潟への期限付き移籍が発表されたが森保監督は次のように語り、チームの結束力の大切さを強調した。
「岳人が決断したことを尊重したいと思っています。チームが違っても応援したい。小学校の時はトレセンで見たり、僕がサンフレッチェ広島の巡回コーチをしている時にも見てきた。岳人もチームが固まっているところに移籍してそこに割って入ろうとしている。チームは、この時期に選手が抜けるのは、連戦のことを考えると選手層の面で厳しい戦いになる。でも、逆に残ってここで戦うと決めている選手はより強い覚悟を持ってプレーしてくれると思う。岳人にはサンフレッチェ広島の一員として常にやってきた、というところはほかの選手も示してくれると思います」
また、森保監督は大宮アルディージャ戦ではJ1リーグ戦初スタメンの浅野がワントップに入り、柴崎とウタカのトップ下がサイド攻撃とともに機能したことを改めて評価。その上で「先発で出た3人だけでなくほかの選手の状態もあがってきており、いい刺激をお互い与え合いながら取り組んでいる」と強調して次のように意気込みを示した。
「きょうの試合形式はまさにそう、昨日は(主力組の)白ビブスが快勝、きょうは紫(ビブスなし)がすごく良くて、仙台戦に向けてはもちろんですが、目の前の試合だけの調整をしているつもりはない」として「総力戦をイメージして中4日も含めると最低12連戦、ACLもグループリーグを勝ちにいくつもりなので14連戦になる、チーム全体の総合力で戦っていきたい」
ベガルタ仙台戦スタメン予想、GK林、3バック中央に千葉、左サイドに柏
3バックの左に塩谷、中盤の底に青山
トップ下左に柴崎(中央)、中盤で青山とコンビを組むのは大宮アルディージャ戦に続き宮原(中央右)
3バック左は水本
右サイドはミキッチ(右端)、前線中央には大宮アルディージャ戦に続き浅野(中央)、右トップ下にウタカ(中央奥)
サブ組で11対11に入った森崎和もコンディションがあがってきた
長期に渡り別メニューだった森崎浩司もこのインターバル期間中に部分的に合流